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冷え対策のウォーキング
身体が冷えるのは血液の温度が低いからではなく、血流の低下によって温かな血液が送られてくるまでに時間がかかり、放熱の分を補うのが間に合わなくなるからです。手足が冷えやすいのは、血流が低下すると末端に血液が送られにくくなっているからです。温かな血液を全身に巡らせて、冷えを防ぐためには、筋肉を盛んに動かして、ポンプ作用によって血液を早く、勢いよく送り出してやることです。ウォーキングは筋肉に適度な負荷がか
アメリカではサプリメントの機能性が表示されている
日本のサプリメント研究は世界最高レベルに達しているのですが、摂る人によって、どういった使い方をすればよいのかという研究になると、日本はアメリカにはかなわないのが現状です。その一つの理由が、アメリカは多民族国家で、さまざまな人を対象にして研究が行われているからです。それも重要なことですが、それ以上に重要なのは、アメリカでは日本では許されていない効能効果が全部ではないものの、表示することが許可されてい
膝痛対策のウォーキング
膝の痛みは筋肉、骨、関節の損傷などが原因としてあげられていますが、高齢者の場合には関節の損傷、その中でも関節の軟骨のすり減りが大きな原因となっています。軟骨がすり減ると、刺激を受けた骨がささくれ立った状態になり、これがトゲのようになって、反対側の関節の神経を刺激するようになります。どれくらい軟骨がすり減ったのかというよりも、トゲがどれくらい大きくなっているかが痛みの強さに関係しているのです。 膝
お酒を飲むと睡眠が浅くなる理由
NHKの人気番組の“チコちゃんに叱られる!”は、5歳児の「なぜ?」「どうして?」に大人が答えていくというスタイルで、なかなか答えられない内容を取材に基づいて解説するというものです。この番組のせい、というか、おかげか、当たり前としてスルーされるようなことを話しても、セミナーの会場内から「なぜ?」「どうして?」と聞かれることが多くなっています。 これまでに紹介してきた飲酒についていうなら、「お酒を飲
腰痛対策のウォーキング
運動をすれば筋肉が強化されていきます。歩くだけでも腰の筋肉が使われ、強化することはできるものの、腰痛が起こりやすい人の場合には、普通に歩くだけでは強化のための刺激が不足しています。腰痛は、腰が痛いということで背筋が弱っているものと思われがちですが、腹筋とのバランスが重要で、腹筋も背筋も刺激することが必要になります。腹筋が弱っていると腹が出た状態になりやすく、歩く姿勢も前屈みではなく、直立か後ろに反
機能性食品は「気のせい」なのか
サプリメントでは“機能性”という言葉は、今では機能性表示食品に使われているので、科学的な証拠(エビデンス)こそが機能性と考えられています。しかし、機能性表示食品が登場するまでは、サプリメント全般が機能性食品というように捉えられていました。サプリメントという言葉は、補助、補充、補足といった意味があり、不足しているものを補うもの、つまり摂るべき栄養素が不足しているときには、その不足しているものを指して
肩こり対策のウォーキング
ウォーキングは“背筋を伸ばして腕を大きく前後に振って歩く”というイメージがありますが、実際に歩いている人の姿勢を見ると、初めのうちは胸を張って肩を大きく動かしていても、疲れてくると徐々に首が曲がって、頭が前に出てくる人がいます。これは年齢を重ねた人に多く見られます。顔が前に出ると首のカーブが大きくなり、上体も前屈みになり、肩も狭まってきます。これは書類やパソコンの作業を長く続けているときになりやす
脈拍を増やす最大の理由はストレスか肥満か
脈拍が増えるほど血管に負担がかかることとともに、アドレナリンの分泌量が増えて、血管にダメージを与えるということを紹介したところ、アドレリンを多く分泌させる原因を知りたいとの声が多く寄せられました。アドレナリンの分泌を高める原因がわかれば、それを防ぐことで血管寿命を延ばすことができるという考えのようです。 一般によく言われるのは、喫煙、飲酒、睡眠不足、疲労、そしてストレスです。ストレスの中でも精神
むくみ対策のウォーキング
むくみは下半身に水分が多くたまった状態で、これを心臓に向かって押し上げて、下半身の水分を減らしていくためには、筋肉のポンピング作用が必要になります。筋肉の中には太い血管が通っていて、その血管を揉み込むようにして血液を徐々に上へと送り出していくには、足の筋肉を収縮させることが必要になります。足の筋肉を収縮させるには、屈伸運動のように大きな筋肉を大きく動かす方法が最も効果的ですが、この動きを繰り返すの
L‐カルニチンの吸収率の高め方
サプリメント成分のL‐カルニチンは水溶性の性質なので、空腹時に摂っても食前に摂っても吸収される使いやすいサプリメント素材です。ダイエット用のサプリメント素材としては便利に使えるのですが、それもあって、どんな摂り方をしても大丈夫と考えられがちです。しかし、一緒に食べるものによって吸収率が違ってくるので、その栄養素を多く摂る食事がベストのタイミングということになります。 L‐カルニチンは肉類の中に多