最新情報

社会福祉連携推進法人とは何だろうか

厚生労働省は、社会福祉法人が大規模化や協働化に円滑に取り組めるように、検討会を設けて、「社会福祉法人の事業展開等に関する検討会報告書」を発表しました。社会福祉法人の大規模化や協働化の方法として、社会福祉協議会による連携や社会福祉法人の法人間の連携、社会福祉法人を中核とする非営利連携法人制度の創設、希望する法人が合併・事業譲渡に円滑に取り組めるような環境整備を提言しています。 この中でも重要な事項


発達障害の感覚過敏は五感だけなのか

発達障害の感覚過敏というと、自閉症スペクトラム障害にみられる特性ですが、視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚の五感の過敏について語られることが一般的です。しかし、感覚過敏というのは、いわゆる伝統的な分類の感覚だけではありません。この五感こそが感覚のすべてというような表現がされていることもあるのですが、これ以外にも感覚過敏はあります。 その感覚過敏について紹介するときに、例としてあげられているのが発達障害


障害者と健常者が一緒に楽しめるユニバーサルスポーツ

バリアフリーとユニバーサルの違いについては、わかっているようで区別がつかないという人が多いようです。バリアフリーは障害者や高齢者が障害となる物理的な障壁を取り除くことで、ユニバーサルは障害者も、それ以外の人も同じように過ごせることを指しています。ユニバサールの立場で健康づくりに取り組む中で、注目をされているものの一つにユニバーサルスポーツがあります。 ユニバーサルスポーツについては、日本福祉大学


発達障害の高機能自閉症は子どもでは気づきにくい

発達障害の自閉症スペクトラム障害は、他人との交流を避ける、空気が読めない、人付き合いが苦手という特徴があります。言葉の発達の遅れがみられることはあるのですが、会話のやり取りがうまくできない、相手の表情を読み取れない、相手の気持ちが理解できないといったコミュニケーションがうまくとれないことが大きな特徴とされています。 コミュニケーション能力に問題があるだけではなくて、強いこだわりがあり、自分なりの


1日に30食品を食べるのは簡単か

人間は少ない種類の栄養素だけで生きていけるようにはなっていません。ビタミンだけでも代謝には、すべての種類が必要となります。糖質がブドウ糖に変化するときには特に必要はないのですが、ブドウ糖がアセチルCoAという代謝物質に変化するときにはビタミンB₁、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸が必要になります。脂質が脂肪酸に変化するときにはビオチンが、脂肪酸が脂質に戻るどきにはナイアシンが必要になります。そし


発達障害児を叩いて危険回避することもある

人前で子どもを叩く行為は、今では虐待そのものであると考えられるようになっています。虐待防止法が改正され、2020年4月からは親がしつけに際して体罰を加えることは禁止されます。子どもを戒めることを認めた民法の懲戒権も2年をめどに、あり方が検討されることになっています。懲戒権は体罰を容認する口実になっているとの考えによるものですが、しつけでも懲戒でもなく、注意喚起のために子どもを叩くという行為はどうな


「こちらの症状を抑えれば、あちらが悪くなる」という話

病気の状態を改善するための医薬品は、的確に使えば、望むような好結果が得られるはずです。だから、状態に合わせて使ってほしいと望んでも、それが許されないこともあります。こういった話をすると、卑近な例でないとわかりにくいという声もあることから、日本メディカルダイエット支援機構の理事長の話を書かせてもらいます。 理事長は以前に一過性脳虚血発作を起こして、血流を促進するためにエパデールというEPA製剤を処


発達障害児は“困った子”ではなく“困っている子”

発達障害を理解して、発達障害児の行動の特性を充分に承知している人なら当たり前と思えるような子どもの行動も、理解していない人には困った子どもと見えるかもしれません。その子どもたちは、何も特別な感情を持って“困った”と思われるような行動を起こしているわけではありません。自分が感じたままの行動を素直にしているだけです。それを困った行動、困った子どもという見方をされると、そのことが心身の負担となり、ますま


食べる順番ダイエットと口中調味は相容れないのか

食事の初めに野菜を食べる野菜ファースト、次にたんぱく源の肉や魚、最後に炭水化物を食べることが血糖値の上昇を抑える方法ということを先に紹介しましたが、この食べ方は日本人の伝統的な食事の作法ではありません。このような食べ方をしていると、年齢を重ねたときに体質に合った淡白な食事に変えられなくなる、ということを日本メディカルダイエット支援機構では栄養指導の教室などで紹介させてもらっています。 日本人の伝


発達障害児でも安心できるヘアサロン

発達障害の自閉症スペクトラム障害には、その特性として感覚過敏が多くみられます。触覚、視覚、聴覚、嗅覚、味覚の五感のどれか、もしくは複数の感覚が過敏すぎるために、普通に考えたら何も問題がないようなことでも耐えられなくなっています。その五感の感覚過敏がすべて関係してくるのは食事のときですが、味覚を除いた四感の過敏に注意しなければならないことがあります。それはヘアサロンでのカットのときです。 目の前で