最新情報
初めの抗酸化成分は赤ワインじゃない
活性酸素を消去する抗酸化成分といえば赤ワインのポリフェノールが一番にあげられることもあって、日本の抗酸化の歴史は赤ワインから始まった、と思われているようです。しかし、抗酸化という言葉がメディアを通じて初めて登場したのは、1995年に開催された日本チョコレート・ココア協会の国際シンポジウムでのことで、これを受けてチョコレートの製造会社がチョコレートとココアの機能性をPRしました。赤ワインと同じポリフ
通信講習の内容で座学講習を計画
日本メディカルダイエット支援機構は、法人としてダイエットとサプリメントの資格認定講習を実施するほかに、他の団体・会社との連携で資格認定も実施しています。その一つとして12月よりダイエットの通信講習が始まりますが、その内容を座学で実施することが可能となりました。座学講習は、通信講習より後の実施になりますが、講師から直接学ぶことを望む方も多く、それに対応するためです。 今後、座学講習の実施を希望する
記憶力チェックを無料で実施します
日本メディカルダイエット支援機構では、医療・健康情報誌『カルナの豆知識』を発行する特定非営利活動法人医療機関支援機構との連携によって、「記憶力チェック」を実施します。『カルナの豆知識』は医療機関(病院、クリニック、調剤薬局など)で隔月23万部が配布されています。「記憶力チェック」は認知症の予備群とされる軽度認知障害のリスクを危険因子と自覚症状から判定しようとするもので、日本メディカルダイエット支援
軽度認知症障害に対応する食品は
軽度認知障害は、認知症の“予備群”とも呼ばれています。健康関連の情報を見ていると「予備軍」という言葉が、よく出てきます。予備軍というのは、予備の軍隊のことです。“予備群”は本来の病気になりやすい人たちのことで、グループを指す「群」が正しい表現です。少なくとも、メディアに「予備軍」という記載・掲載がされていたら、間違いだと思ってもらえればと思います。 その“予備群”の中では、「糖尿病予備群」という
ピロリ菌対策のハチミツ
ピロリ菌の危険性が知られるようになった今から20年ほど前のこと、当NPO法人の理事長がニュージーランドのマヌカハニーについて取材して週刊誌に記事を掲載しました。その後は、ピロリ菌を退治する食品といえばマヌカハニーということだったのですが、明治のLG21が登場してからはピロリ菌の退治といえば特別な乳酸菌が作り出したヨーグルトという情報がメディア関係者にも広まりました。テレビ局から取材を受けたときにマ
間違い情報が流されないために
日本メディカルダイエット支援機構では、6年前の4月から毎週1回、関係する医師や研究者、団体役員、健康産業の方々に「健康情報メール」を発信しています。官公庁や大学、研究機関などの最新情報を毎回25〜30本ほど選択して送っていますが、そのつながりもあって、発信先の専門家から調査依頼や情報提供の要望が寄せられます。その中で、「テレビ局から解説やコメントを求められたが、最新情報を教えてほしい」、「メディア
健康食品にも飲み合わせがある
健康食品・サプリメントは、素材同士の組み合わせによって、有効性が高まることがあれば、逆に危険となる場合もあります。このようなことが起こるようになったのは、サプリメントの研究が大きく進んだことと関係しています。以前には、サプリメント素材を多めに摂っても医薬品と一緒に摂ったからといって「医薬品と医薬品」の組み合わせによる副作用のような組み合わせによる健康被害は起こりにくかったのですが、サプリメントの研
ナラタケと認知症予防
ナラタケ(楢茸)はハラタケ目シメジ科ナラタケ属に分類される食菌で、日本でも食用キノコとして食べられています。漢方製剤として用いられているのは中国名では天麻密環菌で、天麻はオニノヤガラ(鬼の矢柄)を指します。オニノヤガラはラン科の多年草で、ナラタケに寄生しています。ナラタケはオニノヤガラの塊茎に寄生しています。お互いに寄生して、栄養成分をやり取りしている関係で、オニノヤガラは滋養豊富で、塊茎(土の中
中国のナラタケ製品の安全性
このサイトをネタ元として活用しているメディアの方々から、このコーナーを読んだ感想や突っ込んだ質問が寄せられます。中には、何で今さらという感想や質問も多いのですが、健康食品について触れると機能性の質問に続いて、安全性の質問が寄せられます。今さらと感じながらも親切に応えさせてもらっているのは、安全の中でも中国の素材が使われた健康食品に関することです。 危険な健康食品という話になると必ず出てくるのが中
気になるウォーキングの腕の振り方
健康寿命の延伸を目指して、まずは簡単な運動としてウォーキングをすすめている自治体が増えています。体力や体の状態に合わせて一定の運動負荷を与えることを目指して、30秒間で歩く距離を示したり、ウォーキングコースを設けて歩く機会を増やすようにしたりと、さまざまな方法がチャレンジされていますが、こういったことがテレビや雑誌などに取り上げられることも増えています。それを見るたびに気になることがあり、メディア