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靴と靴下を一緒に買う

デパートなどの靴売り場には靴をはじめとした履物が売られています。靴下売り場には靴下やストッキングなどが売られています。それは当たり前のことという印象ですが、欧米のデパートや専門店に行くと靴売り場で靴下も売っています。歩きやすさを求めて靴を買うのだから、その目的を達するために足に合わせた靴と、靴の中に入れるインソール(中敷き)を合わせて、最後に靴下を合わせるのは当然といえます。 同じ目的の靴、例え


やせた分の脂肪の重さ

内臓脂肪が蓄積していることは外見からわかります。腹囲のサイズが大きくなるということは、それだけ内臓脂肪が腸の周りに蓄積している証拠です。腹部が出るほど内臓脂肪の量が多いことがわかるわけです。しかし、脂肪を目にしているわけではないので、なかなか危機感が湧いてこないという人もいます。 太らない料理をするときに、肉についている脂肪を切り落として赤身の肉だけを使うことがあります。この切り落とした脂肪が1


なぜ油はおいしく感じるのか

ダイエットの大敵とされる甘いものと脂肪は、なぜ敵視されるのかというと、おいしくて食べすぎるからです。空腹のときには同じ甘いものであっても特においしく感じますが、これは甘いものに含まれているブドウ糖のせいです。ブドウ糖には脳の満腹中枢を刺激して、満腹を感じさせて食欲を抑える働きがあり、すぐにエネルギーとして使われる大切なエネルギー源なので、おいしく感じて食べさせるようになっているわけです。エネルギー


栓抜きは栓を抜いていない

旅先で、ご当地の瓶ビールを販売していましたが、瓶(ビン)ビールは一部のものを除くと指では開けられません。新幹線の駅で「栓抜きもついています」と表示して瓶ビールを販売していたので、思わず買ってしまいましたが、よくよく考えると“栓抜き”というのは正しくない呼び名です。栓というのは詰めて使うもので、飲み物でいえばワインのコルク栓が栓です。だから、コルク栓を抜くためにコルクスクリューという回しながら栓に入


「歩けば健康」か「歩けるから健康」か

歩くことの健康効果について、ウエルネス科学の研究者の大学教授にインタビューしたときのこと、理屈が次々に出てくることを期待していたら、「歩けば健康になれるのだから理屈なしで、とにかく歩けばよい」と言われて驚いたことがあります。理屈ではなく、まずは歩いて健康になって、それから必要ならば理屈を知ればよい……という大局的な話かと思ったら、そうではなくて、本人が健康になればいいじゃないかという考えに「?」が


和菓子より洋菓子が太りやすい理由

日本の伝統的な菓子は和菓子と呼ばれています。和菓子の上生菓子は餡を中心とした材料を用いて芸術性も盛り込んで作られた甘い菓子で、これを和菓子の頂点として干菓子から煎餅、おかき、あられなどの米菓まで、さまざまな種類があります。共通しているのは糖質で作られていることです。糖質にはブドウ糖が多く含まれます。ブドウ糖の名称については果物のブドウから初めて発見されたから名付けられたことを以前にも紹介しましたが


気になるところだけやせることは可能か

やせたいという人がいると、私たちは全体的に体脂肪を減らして、ほっそりとさせることを考えます。そのために、この人には、このダイエット法を、この方法で、というプログラムを提示します。ところが、ダイエットを希望する人から、「そんなに期間をかけなくてよいので、部分やせさせてもらえれば」と言われることがあります。全体やせよりも部分的になら範囲が狭いので簡単だろうということなのでしょうが、部分やせのほうが大変


有害物質の危険性は頻度で高まる

危険性があるものは一切摂らないというのは正しい判断なのか、過剰な反応なのかということがメディア関係者との対話の中でよくテーマにのぼります。危険性があることが確認されているものといっても、どれくらいの量と期間かによって健康被害の程度は大きく違ってきます。1回だけで被害が出るようなものでなければ、量が少なくて、使う回数が少ない、もしくは食べる回数が少なければ絶対に摂ってはダメということは言いにくいわけ


荷物を担いで正しい歩行姿勢を身につける

少し前屈みの姿勢で歩行すると前進のための勢いがつきやすくなって足の力が路面に伝わりやすく、腕を大きく振ることができる上に、腹筋と背筋が締まって、上半身と下半身の動きを安定させることによって効果的に前進することができるようになります。前に、正しい歩行姿勢を覚えるにはコツがあるので体験しないとわかりにくいということを書きましたが、「その方法を言葉で伝える方法はないのか」ということをネット関係者から言わ


ダイエットと便秘の関連性

ダイエットに取り組んで食べる量が減ると、どうしても便通が悪くなりがちです。便のうち80%ほどは水分で、残りの20%のうち約3分の1ずつが食べカス、剥がれた腸粘膜、生きた腸内細菌かその死骸となっています。カスは食品のうち腸から吸収されなかったもので、その多くは食物繊維が占めています。食物繊維が多く含まれたものを食べていれば便の量は増えていき、食物繊維の量が少ないと便の量が少なくなって便通が悪くなるわ