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正しいダイエットの評価は誰がするのか
正しい表示というのは基準があって、それに従っていれば“正しい”と認められます。日本メディカルダイエット支援機構の理事長は、食品表示の法律の専門家でもあり、食品の中でも一番表示が面倒とされる健康食品の表示や広告でも、「これが正しい」と言える定義を示すことは簡単だと話しています。それに違反すると医薬品医療機器法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)、食品表示法、健康増進法、
ポールはストレッチの重要アイテムになる
ノルディックウォーキングのポールは、もちろんノルディックウォーキングをするためのものです。それと同時に、ノルディックウォーキングを始める前の準備運動のストレッチにも使われます。歩くために手に持っているので、歩く前の準備運動に使おうというのは普通の発想です。そして、歩いた後の整理運動にも使われます。 手に何も持たない状態のストレッチは足を大きく前後させて深く腰を沈め、アキレス腱などの筋(すじ)を伸
短期間のダイエット効果は本物の効果なのか
「短期間に、こんなにも効果があったのだから、続けていれば、もっと効果がある」というのはダイエットの世界だけでなく、さまざまな健康効果、美容効果を示すときのトークとして使われています。実際に取り組んでいる人も、頑張ってやっているのだから、もっと効果が得られることを期待したいのは当たり前のことで、その方法が高価なものだったら、なおさらのことです。 ダイエット効果では、本当なら1週間の結果、1か月の結
血管を軟らかくする運動は早歩きなのか
健康を扱ったテレビの情報番組を見ていて、この内容だとメディア関係者から質問が来るな、と思っていたところにメールが入りました。ここらへんの質問だろうかと想像していましたが、その想像と違った質問でした。番組の内容は“血圧の波”のサージ(Surge)で、血圧を上昇させる危険因子が重なると早朝に大きく血圧が高まるモーニングサージが起こり、それが脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす要因ということを紹介していました。
普通歩行と超速歩きの繰り返しウォーキング
早歩きというと、中強度の歩行が有名になってきたこともあって、なんとか会話ができる程度の速さの歩き方だというイメージが抱かれるようになってきました。これは高齢者を対象とした健康研究で、1日に8000歩以上、そのうち20分以上の中強度の歩行が最も健康度が高く、これ以上の歩行は身体を傷める可能性があるという報告(中之条研究)を受けて、実践する人が増えてきています。 会話ができるレベルよりも強度が高いの
後期高齢の男性はマグロの筋肉、女性はタイの筋肉
筋肉には赤筋と白筋があります。赤筋が、その名のとおり赤い色をしていて、酸素を多く取り込んで多くのエネルギーを作り出して大きな力を持続的に発揮することができる筋肉です。スピードからいうと遅めで、一瞬のうちに身体を動かずことができる筋肉ではありません。大きな力を長く発揮できなくても瞬時に動くことができるのは白筋で、これも名のとおり白い色をしています。 魚の場合には赤身魚のマグロやカツオなどは赤筋がほ
がんと闘うには糖質制限は有効か
ダイエットに関しては糖質制限について何度かメディアにコメントしてきましたが、週刊誌の記者から「がんと糖質制限について」というテーマでコメントを求められました。芸能人が公益のがん対策の団体の講演会で糖質制限を行っているという話をしたことから波紋が広がっていて、これを後追いする記事を考えているとのことでした。 がんに対抗するために糖質の一種の多糖類を摂るということは以前からありました。多糖類は免疫細
ポールを使ったウォーキングの難点
ポールを使ったノルディックスタイルのウォーキングは、大きくノルディックウォーキングとポールウォーキングに分けられているということは以前から繰り返し述べていることですが、利点についても何度か紹介してきました。利点ばかりを述べていると、本当に利点(メリット)だけか、難点(デメリット)はないのか、という意見が出てくるのは世の常です。利点ばかりだと思って続けていたのに、それが難点を積み重ねていって、ついに
ポールがないときに足の力で歩くには
前回の「ポールなしで歩けるようにするのが目的」という話に、すぐに反応して質問を寄せた編集者がいます。ポールウォーキングではなく、ノルディックウォーキングの場合にポールなしで正しい姿勢で歩行する方法を聞いてきました。その編集者とは以前に、ノルディックウォーキングの姿勢はモデルのように背筋をまっすぐに伸ばして歩く姿勢が正しいのか、それとも通常の歩行の正しい姿勢に合わせた歩き方をするのがよいのか、という
ポールなしでも歩けるウォーキング
正しい歩行姿勢とされる、背筋を伸ばして、胸を張り、腕を大きく振って、歩幅を広げて踵から着くようにして、勢いよく前進するというのは、文字にすると簡単なようでも、実際に正しい歩き方をするとなると、腰が曲がった姿勢になったり、前屈みになりすぎたり、逆にモデルのような歩き方になったりと、歩く姿はバラバラです。それを矯正して、みんなで同じ姿勢で歩くことは面倒、無理だということで、よほど妙な歩き方でなければ注