中性脂肪チェック

危険因子チェック項目解説

①早食いである
多く食べる傾向があってエネルギー量が高い脂肪を多く摂り込むようになります。

②食事は満腹するまで食べる
脂肪が含まれる食品を多く食べて、脂肪の摂取量が多くなります。

③お菓子などの間食が多い
砂糖に含まれるブドウ糖によって血糖値が上昇すると肝臓での脂肪の合成が進みます。

④肉食が多い
肉には脂肪が多く含まれているので、脂肪の摂取量が多くなります。

⑤脂っこい食事が好き
肉類以外の料理でも脂肪が多く使われているために脂肪の摂取量が多くなります。

⑥お酒を習慣的に飲んでいる
アルコールには肝臓での脂肪の合成を進める作用があります。

⑦魚を食べる量が少ない
魚に含まれる脂肪酸は肝臓での脂肪の合成を抑えるので、不足すると脂肪の合成が進みやすくなります。

⑧20分以上歩くことが少ない
体脂肪が燃焼するには10~15分の運動が必要になるので、脂肪の燃焼が少なくなります。

⑨糖尿病、肝臓病、腎臓病、痛風がある
これらの疾病があると中性脂肪値が高まるようになります。

⑩両親や祖父母に脂質異常症の人がいる
中性脂肪値が上昇しやすい体質は遺伝や食事環境に影響されます。

自覚症状チェック項目解説

①疲れやすい
血液中の中性脂肪が増えると血流が低下して内臓の働きが低下したり、疲労物質が分解されにくくなります。

②太ってきた
血液中の中性脂肪が増えると脂肪細胞に入って蓄積される脂肪が増えて、太ってきます。

③体が冷えやすい
血液中の中性脂肪が増えると血流が低下して、温かい血液が送られにくくなるために手足などが冷えやすくなります。

④風邪をひきやすくなった
血流が低下すると免疫細胞の流れが悪くなって免疫が低下します。

⑤お酒に弱くなった
アルコールには肝臓に中性脂肪を溜め込む作用があり、肝臓の中性脂肪が多くなるとアルコールの分解の能力が低下します。

⑥イライラしやすい
脳への血流の低下によって脳の酸素と栄養素が不足して神経伝達に影響が出ます。

⑦運動をすると息切れしやすい
血流の低下で心臓の酸素が不足するようになって息切れします。

⑧尿に脂肪が混じる
血液中の脂肪が多くなると腎臓で濾過されずに通過する脂肪が増えて尿に混じるようになります。

⑨上まぶたに黄色っぽい盛り上がりがある
中性脂肪の塊が上まぶたの皮膚にたまって眼瞼黄色腫を作ります。

⑩胸や背中に黄色っぽいニキビがある
中性脂肪の塊が皮膚にたまって発疹性黄色腫を作ります。

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