従来の社団法人と財団法人の制度から2008年12月1日を境に、社団法人と財団法人が大きく分かれることになりました。
それは社団法人が公益社団法人と一般社団法人に、財団法人が公益財団法人と一般財団法人に移行したことを指しています。
一定の要件を備えた社団法人が内閣府に事務局がある公益認定等委員会によって、公益社団法人となることが認められました。公益認定が受けられなかった社団法人は、一般社団法人に移行しました。
財団法人も一定の要件を備えたところが、公益認定等委員会によって、公益財団法人となることが認められました。公益認定が受けられなかった財団法人は、一般財団法人に移行する道を選ぶことになりました。
従来の社団法人と財団法人は、それぞれ関わりのある省庁の所管でした。私の関わりが深かった健康や栄養・運動に関わる法人では、その多くは厚生労働省でした。
通常は一つの省庁ですが、社団法人のときに環境省の所管であったところに厚生労働省も加わって、共管になった例もあります。それは日本ウオーキング協会です。
私が理事を務めていた日本健康スポーツ連盟は財団法人から公益財団法人に移行をしましたが、財団法人として活動を始めた段階(1987年)から、厚生省(現:厚生労働省)と文部省(現:文部科学省)の両省認可でした。
健康は厚生行政、スポーツは文部行政との区分があった関係でしたが、公益認定によって公益財団法人に移行したときには(これは他の公益法人とも同じですが)、内閣府の認可と所管になりました。
以前の所管の省庁と関係がなくなったわけではないものの、所管は内閣府で、実際の活動では旧所管と関係性を持って事業を進めていくという体制となりました。
〔小林正人〕






