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発達栄養学52 アレルギー物質への考え方

子どもが食物アレルギーを起こさないようにするためには、お腹に胎児がいるときからアレルギー物質が含まれる食べ物を避けることが効果的だということを言う人もいます。 医師や栄養士の中にも、そういった考え方をする人もいるのですが、そんなことをする必要はないという考え方が徐々に増えてきて、大勢を占めるようになってきています。 アレルギー反応を起こさないようにするための免疫細胞のTレグ細胞は体内に


肝機能の基礎知識5 非アルコール性脂肪性肝疾患

アルコール飲料を飲まない人でも脂肪肝になることがあります。アルコールが原因でないものは「非アルコール性脂肪性肝疾患」(NAFLD:nonalcoholic fatty liver disease)と呼ばれます。 NAFLDの多くは、食べ過ぎや運動不足で余ったエネルギーが中性脂肪となって肝細胞に溜まった過栄養性脂肪肝で、肥満、糖尿病、脂質異常症などが原因となっています。 中でも肥満はNA


6月12日の記念日

「恋と革命のインドカリーの日」中村屋が、1927年6月12日の純印度式カリーの発売日にちなんで制定。 「晩餐館焼肉のたれの日」日本食研ホールディングス(愛媛県今治市)が、1989年6月12日の晩餐館焼肉のたれの発売日にちなんで制定。 「ロースイーツの日」Cafe Holo iMua(兵庫県尼崎市)が、ロー(6)スイーツ(12)の語呂合わせで制定。 「ヘルシーソイラテの日」日本豆乳


日々修行286 デジタル広報VS.紙広報 その2

デジタル広報が主流になってきた時代に、あえて紙のリリースを使ったアナログ広報を続けているのは、今もアナログ人間が多いということではなくて、かえって目新しい広報、扱いやすい広報として見てくれるデジタル世代が数多く存在しているからです。 前回(日々修行285)で紹介した納豆の全国広報が、それ以降の食品の全国広報のベースとなり、それが食品業界にも全国メディアにも重宝がられたのは。地道な紙を使っての


学習特性サポート48 有酸素運動で神経細胞を増やす

運動をすることは学習能力を高めることにも役立ちます。一般には運動によって血流をよくして、脳に運ばれる酸素と栄養素を増やす効果があるとされています。 脳細胞のエネルギー源はブドウ糖だけで、このブドウ糖を細胞の中のミトコンドリアでエネルギー代謝を行うためには酸素が必要です。 血液中で酸素を運んでいるのは赤血球で、ブドウ糖は血液中に血糖として溶け込んでいるので、血流がよくなれば、それだけ早く


業苦楽27 こだわりの出店場所

出店する場所は、商売の命運を決めるとさえ言われてきたことから、場所探しには全勢力を注ぐというのは、ずっと最優先事項と言われてきたことです。地域と人の流れのマーケティングに時間と資金をかけ、それが継続するのかの調査も重視されています。 新たな施設ができたり、逆に施設がなくなったり、交通の便などが変わったときのことも考慮して、売り上げと必要経費を計算して、出店の判断が下されます。そこができていな


肝機能の基礎知識4 アルコール性肝障害

アルコールによって起こる肝臓の病気を総称してアルコール性肝障害といい、症状の程度によって脂肪肝、肝線維症、肝炎、肝硬変に分けられています。 アルコール飲料を習慣的に多量に飲む人は、初期段階ではアルコール性脂肪肝になりやすい傾向があります。アルコールによって肝臓での中性脂肪の合成が増加して、脂質代謝が阻害されるために、肝臓に脂肪がたまっていきます。 通常は肝臓には3~5%の脂肪が含まれて


6月11日の記念日

「傘の日」日本洋傘振興協議会が、入梅の日を制定。 「梅酒の日」チョーヤ梅酒が、入梅の日を制定。 毎月11日:「果物の日」(全国柑橘宣伝協議会、落葉果実宣伝協議会)、「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)


学びの伴歩26 違う世界からの学び

学びの世界に身を置いていると、その中での考え方、評価が重要であり、目指すことが狭まっていく可能性が高くなっていきます。 狭まっていっても評価が大きく変わらないと、それを継続しがちですが、いつまでも同じことが続く、安定して続けられるということが、今の時代では期待しにくくなっています。 これまでに想像していなかった事態が、いつ起こるかわからない大変革の時代、激動の時代には、一定の世界にだけ


日々修行285 デジタル広報VS.紙広報 その1

広報の手法として紙のリリースを使うという古臭いと言われる方法を、あえて今も使っているということを前回(日々修行284)紹介しましたが、実際に何をしていたのかということは、これまで明らかにしてこなかったところがあります。 それは出し惜しみと言われればそれまでなのですが、東京での全国広報の手法は、まだ地方では形を変えて使えていました。 しかし、食品の全国広報の手法であり、これを地方はメディ