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発達栄養学139 食育推進に当たっての目標

食育を国民運動として推進するためには、多くの関係者の理解があって、共通の目標を掲げて、それを達成することを目指して連携・協働して取り組むことが有効となります。音頭を取るのは国や地方公共団体ではあっても、学校でも家庭でも実効性がある方法に取り組めるように教師や保護者の認識も問われることになります。 そこで食育推進基本計画では、食育推進に当たっての目標として15の項目を掲げています。これを見ると、一


ポストコロナ「安物がいいの銭失い」3

同じ商品であれば価格がやすいものを選ぶのは当たり前の消費者の感覚です。通信販売はネット全盛期になって、数多くの販売サイトの中から選択するようになって、少しでも安いものが選ばれることから究極の薄利多売で稼がなければならない時代になりました。それに加えて、感染蔓延によって店に買いに出られないことから、これまで通信販売をしてこなかった人までネット販売を利用するようになりました。 “安かろう悪かろう”で


サプリメントは信用がおけないものなのか

今でこそサプリメントは、不足する栄養素を補うものとして信用されて、食生活が乱れがちな人に多用されるようになっています。しかし、今から20年ほど前にはサプリメントは医薬品と比べられることがあって、あまり信用されるような存在ではなかったのは事実です。ところが、過去には医薬品であったものがサプリメントとして許可されているという話をすると、急に聞いている人の目が違ってくることがあります。 一般によく知ら


学習障害138 消化の仕組みと役割2

胃の胃底線からは脂肪の分解酵素の膵リパーゼが分泌されますが、膵リパーゼが働くためには脂肪の乳化が必要で、そのためには十二指腸から分泌される胆汁が必要になります。つまり、脂肪は十二指腸で分解されることになります。そのこともあって、脂肪が分解されるまでには約6時間もかかっています。糖質の多い食事では短時間で空腹を感じやすく、脂肪が含まれた食事をすると空腹を感じにくく、腹持ちがよい状態になるのは、こうい


ポストコロナ「安物がいいの銭失い」2

コロナ禍で営業自粛続きだった外食店は、収束となって自粛が終了になれば客足が戻ってくる、以前と同じような商売ができる、売り上げも戻ると期待するのは当然のことです。しかし、今後の感染の防止を考えると、以前と同じように大人数で飲めや歌えというわけにはいかないので、客足が戻らない店も少なくありません。それは営業形態によるだけでなく、店で飲み食いするのではなくて、自宅飲みや路上飲みする人が増えたこと、店で高


記念日7月13日〜19日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 7月13日 丸協食産(長崎県佐世保市)がナ(7)イ(1)ゾウ(3)の語呂合わせで「もつ焼の日」と制定。毎月13日は「一汁三菜の日」(一汁三菜ぷらす・みらいご飯)。 7月14日 内視鏡医学研究振興財団が、な(7)い(1)し(4)の語呂合わせで「内視鏡の日」と制定。日本ゼラチン・コラーゲン工業組合がゼラチンはフランス菓子と料理によく使われることからフラン


クラシック音楽専門紙が音楽健康指導につながった

社会人としての初めての仕事は厨房業界の月刊機関誌だったというのが公式記録ですが、その前に学生時代から編集の仕事をしていました。ある作家の先生の最後の弟子として大学から歩いて通っていましたが、先生の長男が有名な音楽専門誌の編集長で、アルバイトで新曲のドーナツ盤をレコード会社を回って集めてきて、記事にするという単純な仕事から始めました。この話を若い人の集まりでしたときに、ドーナツ盤という言葉も通じなけ


発達栄養学138 食育推進基本計画の基本

食育基本法に基づいて実際の活動を推進するために、国の食育推進会議では、これまでの食育の推進の成果と食を巡る状況や諸課題を踏まえて、食育に関する施策を総合的かつ計画的に推進していくため、5年おきに食育推進基本計画を作成しています。現在の第3次食育推進基本計画は平成28年度から平成32年度までの5年間を期間としています。 第3次食育推進基本計画では、重点課題として5項目を掲げています。 *若い世代


ポストコロナ「安物がいいの銭失い」1

コロナ禍で明らかになったのは、価格を下げないと売れない、下げたほうが売れるということが感覚的にわかってきたということです。日本は先進国の中では唯一、実質賃金が上がらず、かえって下がっているということを先に紹介しました。賃金が下がっているから安いものを買う、だから商品やサービスの価格が下がってきて、企業は儲けが出ないために賃金を上げるどころか下げないといけなくなるというデフレスパイラルになっています


なぜL‐カルニチンは日本人には効くのか

次世代に重要なことを伝えようとすると、どうしても訓示や説教のような中身になりがちですが、些末なこととも捉えられるようなことから話をすることがあります。些末と言われたら怒る人がいそうですが、話題に出すのはL‐カルニチンです。 L‐カルニチンは体内で合成されるエネルギー代謝成分で、細胞のミトコンドリアを脂肪酸が通過するときにはL‐カルニチンと結合する必要があります。L‐カルニチンが充分にあれば脂肪酸