「ONとOFF」6 OFFLINE

オフ会という言葉があります。正式名称はオフラインミーティングで、オンラインのコミュニティやネットワーク上で知り合った人が、現実的に集まって親睦を深めることを指しています。

親睦といっても、ゲームを通じて知り合った人が面談でゲームをする、飲食をするということもあって、何をしなければならない、何をすれば成功となるのかという厳格な定義はありません。

面談でなければ感じられない、話せないことを実際に行うのがONとOFFで表現するとOFFLINEということになります。画面を通じての交流がONLINE(オンライン)、直接会うのがOFFLINE(オフライン)という認識が多いかと思いますが、これとは逆のことも実際には行われています。

多くの人が集まってのミーティングをONLINEと呼び、それが終了してから個別に情報交換が必要な人が一対一、もしくは少人数で話をすることをOFFLINEと呼ぶことがあります。

全体的な話の中では詰められなかったこと、直接的に関係する人だけで情報交換をして詳細を詰めていくことがOFFLINEで、多くの人に聞かれることを避けたいというときや、一定の人間だけが情報を共有して進めていくことに使われる手法です。

ONLINEはインターネットで接続されている状態、OFFLINEはインターネットで接続されていない状態というところから始まって、さまざまな場面でOFFLINEは使われるようになりました。

ONLINEでは情報漏洩の懸念があるので、外部とつながっていないOFFLINEで情報を管理することがあったのですが、それと同じことをしないと、つまり個別にミーティングをしないと情報が漏れてしまうことが増えてきた結果と言えそうです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕