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「スイカの日」スイカ愛好者が縞模様を綱に見立てて夏(7)の綱(27)の語呂合わせで制定。

「ニキビケアの日」ディーエイチシーが、しっかりと(7)ニキビ(2)をなくそう(7)の語呂合わせで制定。

毎月27日:「ツナの日」

自分にとってのinpane(インターパーソナルネット)の初めは、健康関連のピックアップ情報の発信でした。

これまでの健康関連の情報分析・発信を行ってきた健康科学情報センターと、健康に関わるメディア関係者のグループの健康ペンクラブの事業を融合された日本メディカルダイエット支援機構を設立したのは2008年のことで、同年に内閣府から特定非営利活動法人(NPO法人)に認証されました。

情報発信は、当時はインターネットが主流で、個人に情報を提供するのはメールで、という状況でした。まだ情報提供は一方通行が当たり前で、この状態は後に「WEB1.0」と呼ばれています。

そこから双方向で情報発信ができるようになり、この「WEB2.0」として2010年4月から始めたのが「健康情報メール」でした。国や研究機関、大学、団体などから発表される情報の中から適したものをピックアップして、毎週1回、40本ほどをメールで送る無料サービスです。

以前と比べて情報量は少なくなったものの、そして双方向情報を求める方に限っての情報提供にはなっているものの、740号を超えて毎日検索・毎週発信は続けています。

これは発信することが目的であると同時に、情報収集の意味が大きくて、これまでの蓄積情報を常に更新するために、まるで義務か修行のように平日は検索をしています。このおかげで、過去の膨大なコンテンツが古い情報にならず、常に最新情報に更新して発信することができています。

発信先は医師、研究者、団体役員、メディア関係者などが多いのですが、情報検索をする中で疑問やわからないこと、もっと知りたいこと、解釈に困ることが出てきたときには、発信先の専門家が情報源ともなっています。

何年も会っていない方でも、まるで先週にも会ったかのように対応してもらえるのは、17年も続けてきた成果(おかげ)と感謝しています。

それぞれの方も常に情報を更新してもらいたい、最新情報に基づいて仕事を続けてほしいという思いは、全員に伝わっていたとしても全員が実践してくれているわけではないことは承知しています。

それでも続けるのは、自分の安否確認(今も生きていますよ)だけでなく、途中から一斉配信ではなく、個別にメールを送るようにしたことで、まだ受け取ってくれているという、こちら側からの安否確認も兼ねていることもあります。
〔小林正人〕

水産白書(2023年度版)によると、1人当たりの魚介類の消費量が2001年度の40.2kgから2022年度には22.0kgと過去最低になったことを「素食のすすめ4」で紹介しました。

その理由としては、魚の調理には手間がかかり、骨を取り除くなどの食べにくさがあり、それに比べると肉(牛肉、豚肉、鶏肉など)は調理が簡単で食べやすいことがあげられています。しかし、実際の理由は、それだけではありません。

魚を食べようと思っても、価格上昇の問題があります。30年間も実質賃金が上がってこなかったという状況があり、それを超える価格の上昇は魚離れに拍車をかけることになります。輸入によって安い肉(質は別にして)が入ってくることを考えると、魚の輸入量は限られています。

船にかかる燃料費などが上昇していて、さらに今以上の上昇が予測される中で、漁獲量が減少して、これも魚の価格を押し上げる要因となります。

気象条件も大きな要因で、過去150年で気温が3℃以上も上昇していますが、海水の温度も変化して、海流も過去とは異なってきたことから、魚の回遊のルートが変わった、これまで日本の領海内で獲れていた魚が北方領土よりも北に移ってしまったということもあげられています。

そもそも海外(特に中国やヨーロッパ)で健康志向もあって魚の消費が増えて、円安の関係もあって買い負けするような状況では、さらに市場の魚が減り、価格が上昇していくというのは時代の流れであって、これを解消するのは大変なことです。

そのような状況も踏まえながら、健康面と魚の消費について考えていく必要があるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「うな次郎の日」一正蒲鉾が7月26日を0726として、う(0)な(7)次(2)郎(6)の語呂合わせで制定。

毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)

厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中のこども版の推奨事項の「現状」「取り組むべきことは何か」を紹介します。

〔現状〕
令和4年度全国体力・運動能力・運動習慣等調査では、運動(身体を動かす遊びを含む)やスポーツの1日の合計時間(体育の授業以外)を尋ねています。

週当たりの総運動時間が60分未満の者の割合は、小学5年生の男子で9%、女子で15%、中学2年生の男子で8%、女子で18%でした、一方で、週当たりの総運動時間が420分以上の者の割合は、小学5年生の男子で50%、女子で29%、中学2年生の男子で78%、女子で59%でした。

また、学習以外でテレビやゲームの画面を見る時間が1日2時間以上の者の割合は、小学5年生の男子で62%、女子で54%、中学2年生の男子で73%、女子で70%でした。

〔取り組むべきことは何か〕
身体を動かす時間が少ないこどもについては、学校や家庭、放課後に自宅近隣など様々な場面において、1週間を通じて、1日平均60分以上を目安にして、何らかの身体活動を行うことが健康につながります。何もしないよりは、少しでも身体活動を行うようにしましょう。

急に高強度・高頻度の身体活動を行うのではなく、少しの身体活動から始めて、徐々に強度や頻度、実施時間を増やすようにしましょう。

身体を動かす時間の長短にかかわらず、余暇のスクリーンタイムを短くしすぎないようにしましょう。

こどもが楽しく、年齢(発育の段階)と能力に適した多様な身体活動ができるよう、保護者や指導者は公平な機会を提供するようにしましょう。

〔よくある疑問と回答〕
Q こどもが身体活動を行う際に注意することはありますか?

A 激しすぎる運動やオーバーユース(使いすぎ)は、身体の故障につながる可能性があります。例えば、「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」においては、週当たり2日以上の休養日を設けること、1日の活動時間は長くとも平日では2時間程度、休日は3時間程度とすることとされています。

Q よく動き回っており、座っている時間はそこまで多くありません。それでも座る時間を少なくしたほうがいいですか?

A いくら活動的に過ごしていても、余暇で行われる座る時間が長いことは、健康によくないことが報告されています。しかし、座位行動のすべてが有害であるわけではありません。学校外での読書や宿題を行うなどの座位行動は、高い学力と関連しているという報告もあり、座位行動の内容によって結果が異なることが示されています。したがって、余暇のスクリーンタイムが長くならないように心がけましょう。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中のこども版の推奨事項の「科学的根拠」の後半を紹介します。

〔海外における科学的根拠〕
◉身体活動
「身体活動と健康に関係はありますか?」

身体活動は、体力(全身持久力、筋力)、心血管代謝機能(血圧、脂質代謝、血糖値、インスリン抵抗性)、骨の健康、メンタルヘルスを向上させるとともに肥満を改善するなどの効果があります。

特に、中高強度の身体活動量の増加は、全身持久力・筋力の向上、心血管代謝機能及び骨の健康と関連します。また、中高強度の身体活動は、認知機能やメンタルヘルスの向上に効果があります。さらに、身体活動は、健康的な体重管理に効果があります。

「身体活動と健康の関係は、身体活動の種類や場面によって異なりますか?」

中高強度の有酸素性身体活動は全身持久力を向上させ、ジャンプなどの筋肉への負担が比較的大きい動きを伴う活動は筋力を高めることが示されています。具体的には、これまでのガイドラインでは、筋肉や骨を強化する活動を週3日以上実施することが推奨されています。

◉座位行動
「座位行動と健康に関係はありますか?」

座りすぎは肥満症の増加や体力低下、社会的な行動への不適応、また睡眠時間の減少と関連しています。

具体的には、長時間の座位行動は、体力・全身持久力の低さと関係していること、また長時間のスクリーンタイム(テレビ視聴やビデオゲーム利用等)は好ましくないメンタルヘルス、社会的な行動の指標と関連していること、スクリーンタイムに費やす時間が長いことは、睡眠時間に悪影響を及ぼすことなどが報告されています。

「座位行動と健康の関係は、座位行動の種類や場面によって異なりますか?」

座位行動として、テレビ視聴などのスクリーンタイムが扱われることが多いのが現状です。座位行動の健康アウトカムへの影響に関するエビデンスとしては、一般的に総座位時間よりもスクリーンタイムの方が関係が強いことが示されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「知覚過敏の日」グラクソ・スミスクラインがシュミテクトの普及を目的に夏(72)氷(5)と読む「夏氷の日」に合わせて制定。

「うま味調味料の日」日本うま味調味料協会が昆布だしのうま味のもとがグルタミン酸であることを突き止めて特許を取得した1908年7月25日にちなんで制定。

毎月25日:「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)

しっかりと噛んで、味わってから飲み込むというのは、食品・料理のおいしさを感じるためにも、消化・吸収を進めるためにも大切なことです。その基本を日本人は和食の食生活の中で身につけてきました。その象徴となるのが「口中調味」という言葉です。

辞書的な意味としては、口の中で食べ物を噛んで混ぜ合わせることによって味を変化させることを指しています。食べ物には一つひとつに味があっても、それが口の中で混ざると違う味になるので、複数の食品を使った料理は、口の中に入れた量によって違う味を感じていることになります。

ここでいう「口中調味」は、その意味も含んでいるものの、さらに進めて「体調に合わせた味わい」を指しています。初めに口に入れるのは、ご飯、おかず、汁物と順番は人それぞれではあるものの、おかずの味を濃く感じた場合にはご飯を口に入れて薄め、薄く感じた場合には汁物を口に入れます。

最終的には食卓のものをすべて食べるにしても、こうやって味覚を鍛えながら味わって食べることで、その時々の体調に合わせた食べ方ができるようになります。

疲れているときや病気のときには薄味を求めるようになり、元気がほしいときには濃い味になるということですが、年齢を重ねていくと、だんだんと薄味傾向になっていって、肉よりも魚を好み、味付けも淡白になっていきます。これが日本人の味覚の最大限の特徴となっています。

欧米人やアジア大陸の人たちは青年期に食べた味わいが一生涯続き、食べるものも料理も大きくは変わりません。青年期と変わらない食事を食べ続けた場合には中高年になってから塩分や脂肪を多く摂ることになり、これが体調を乱し、生活習慣病を増やす原因にもなります。

それに対して日本人は口中調味の食べ方を続けたおかげで、だんだんと脂肪が少ない食品を選び、塩分が少ない料理を好むようになります。

子どものときに和食が多く、薄味に慣れた人は、成人以降にも薄味に慣れやすく、健康的な食生活を過ごせるようになっていきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「セルフメディケーションの日」日本OTC医薬品協会がセルフメディケーションは1週間の7日間、24時間取り組むものとして制定。

「スポーツアロマの日」日本スポーツアロマトレーナー協会が東京オリンピック開幕日に合わせて制定。

毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。
以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「良質な睡眠のための環境づくりについて」の各項目を紹介します。

〔音の環境づくりで大切なこと〕
実生活化で道路・鉄道・航空機による騒音を屋外で測定し、主観的な睡眠との関連を調査した国際的な大規模研究では、騒音は住民の主観的な睡眠障害と関連していました。

さらに近年の研究では、寝室内で測定した騒音が、アクチグラフィー(超小型超精密加速度計を内蔵した装置)で測定した睡眠効率の低下、入眠潜時・中途覚醒時間の延長と有意に関連したことから、静かな睡眠環境の確保が重要と考えられます。

睡眠中に騒音曝露をさせた実験研究から、騒音によって覚醒頻度が増加し、深い睡眠が減少する結果が報告されています。しかし、騒音による睡眠への影響は、慣れによって減少するみられたことから、実験研究では影響を過大評価している可能性が示されています。

騒音に対する感受性には個人差があり、騒音による影響を受けやすいとされるこども・高齢者・疾病を有する人の健康を守る観点から、欧州WHOガイドラインは夜間の屋外騒音を40dB未満とすることを推奨しています。

屋外の騒音が気になる場合には、十分な防音機能をもった窓や壁を設置して、騒音を遮蔽することも重要と考えられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕