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なんでこんなことを起こすのだろうかと考え込んでしまうような事件が増えています。発達障害を理解するメディアの方が増えるのはよいことで、発達障害についてメディアを通じて発信する機会が増えているのもよいことだと認識しています。それは間違いがない気持ちなのですが、余分な情報として発達障害が取り上げられることについては、疑問を感じているというか、困った出来事だと思っています。
元官僚トップの子どもに対する事件報道で、子どもが発達障害であったことが伝えられたのをきっかけにしたかのように、犯罪や社会的な問題を起こしたことが報道されるときに、その原因追求の中に発達障害の有無が取り上げられています。“有無”と書いたのは、発達障害であったという事実が書かれるのならまだしも、「発達障害ではなかった」ということが書かれていると、なぜに、わざわざ書いたのか、何か思うところがあるのかと勘ぐってしまいます。
事件の当事者が発達障害で、そのことが事件を起こすきっかけになっているなら、表現の自由があるメディアが取り上げることに口を挟むつもりはありません。また、母親が虐待をしていたのが、子どもの発達障害で精神的に追い詰められていたという報道も、ある程度は仕方がないことであろうとは思います。発達障害が関係していたことが明らかであるなら書くことも、またテレビ番組でコメントするのも認められるだろうと認識できます。
しかし、まるで枕詞のように「発達障害」と書かれると、あたかも発達障害があると事件を起こす、事件の原因になるという間違った認識をされて、これが差別につながることを恐れています。差別を恐れるあまりに、隠してしまう親が増えることにもなりかねません。発達障害は、生涯治ることがないとされることから、子どものときの発達障害が大人になってからの行動に影響していると考える人がいるかもしれませんが、改善されても治ることがないという事実がわかっていれば、隠して治療や発達支援を受けさせないことが、かえって問題を起こす要因になる、差別を広げるということを理解してほしくて、こんなことを書かせてもらいました。

塩分制限と糖質制限の、どちらが大変なのか、という問いかけがメディア関係者からありました。どちらも大変といえば大変なのですが、高血圧で塩分を大幅に減らすように指導されている人なら、塩分制限と答えるかもしれません。糖尿病で糖分を大幅に減らすように指導されている人だったら、間違いなく糖質制限と答えそうな感じですが、そう考えるのは糖尿病は糖質制限をする必要がある、逆の考え方をすると糖質を制限すれば血糖値が下がって、糖尿病が改善するという思いがあるからです。
しかし、糖尿病の人は糖質が多く含まれる主食のご飯を減らせば、それだけで糖尿病がよくなるという思いは短絡的です。血糖値だけに着目すると、ご飯の量を大幅に減らすことで着実に血糖値は下がります。この血糖値が下がったことがイコール、糖尿病が治ったという結論だったら、問題はないと考えることができます。しかし、血糖値が一時的に下がることで、糖尿病が治るわけではありません。糖尿病は、細胞がブドウ糖を取り込むことによって血液中のブドウ糖が低下した場合には治ったと言ってよいのかもしれないのですが、血糖値を症状させるブドウ糖が多く含まれる糖質を減らして、それで血糖値が下がったことだけを見て、それで治ったと断言するのは乱暴な考えです。
高血圧の人が塩分(ナトリウム)を減らすことによって血圧が着実に低下するなら、これで治ったと言ってもよいのですが、糖尿病の人がブドウ糖を摂らないことで血糖値が下がったことだけに注目して、声高に「治った!」と断言するのは乱暴なことです。糖尿病の治療食でも、エネルギーバランスというと糖質は50〜60%が理想とされます。糖質を減らせば、それでよいということではないのです。脂肪酸を細胞内で燃焼させるには、ブドウ糖が少しは燃える必要があります。このことは爆弾を破裂させるのに、導火線に火を点けて燃えさせることに例えられています。
ブドウ糖が燃焼しないと、脂肪が効率よく燃えなくなります。ブドウ糖を燃焼させるには、当たり前のことですが、一定量のブドウ糖は必要になります。それなのにブドウ糖を極端に減らしてしまう糖質制限をすると、運動をしても肝心な脂肪が燃焼しないことになり、結局は苦労して運動をした割にはダイエットに成功しないことになります。

HSC(Highly Sensitive Child)は、生まれつき非常に敏感な感性があり、自分が受けた刺激に過敏に反応するだけでなく、他人の辛い出来事も自分のこととして受け取ってしまい、それで苦しんでいることが少なくありません。HSCは医学用語ではなく、病気でもないことから医学的には治す対象とはされていません。しかし、HSCは5人に1人もいて、この傾向は世界的に同じであるとされています。
このHSCが発達障害と勘違いされることがあるのですが、その勘違いは一般の方だけでなく、医師の中には知らない人がいるのは事実で、そのために発達障害の特性として誤って判断されることもあるのです。
HSCは4つの特徴があげられています。深く処理する、というのが第一の特徴です。これは感覚的な情報を深く受け取って、考え込んでしまうことを指しています。漫才のツッコミではないのですが、物事の本質を突くような鋭い反応をすることや、とても子どもの反応ではないと思われるような発言をすることがあります。そうかと思うと、じっくりと考えているために行動に起こすのに時間がかかって、引っ込み思案のように見えることもあります。
次の特徴は、過剰に刺激を受けやすいことで、他の人なら気にならないような刺激に敏感に反応します。その無意識な反応のために精神的にも肉体的にも負担がかかりやすく、疲れやすくなっています。これが発達障害の自閉症スペクトラム障害の特性である感覚過敏と勘違いされがちなことです。
その次の特徴も発達障害と勘違いされることがあるのですが、感情の反応が強くて、周りの状況に飲み込まれやすいことが指摘されます。感情の振り幅は誰にもあることですが、その振り幅が大きすぎて、泣いたり怖がったりして行動を抑えているのかと思うと、急に怒ったり癇癪を起こすようなこともあります。
もう一つの特徴は、変化への敏感な反応で、周りからしたら気づかないようなこと、気づいたとしても大したことではないとスルーするようなことであっても、見過ごすことができず、気になって仕方がないという些細な刺激への察知能力です。これも発達障害の感覚過敏と勘違いされがちです。

テレビ番組で、レジスタントスターチが第二の自然便秘薬と紹介されてから、それが含まれるヤマイモの人気が一気に高まっています。第一の自然便秘薬は食物繊維で、水溶性食物繊維が便を軟らかくして、不溶性食物繊維が腸壁を刺激して便通をよくする機能があります。レンジスタントスターチというのは、消化されずに大腸まで届くデンプンのことで、消化も吸収もされないというところは食物繊維と同じ性質ですが、普通の食品として毎日100g、分量とすると小鉢1杯分を食べるだけでよいというので、これなら誰にでもできる便秘解消の方法となります。
レジスタントスターチが多く含まれているのは、100g中で自然薯(ジネンジョ)が16.0g、ツクネイモが15.3g、イチョウイモが12.0gと多いのですが、安く出回っているナガイモで5.8gとなっています。ナガイモは少ないようでも食べる機会が多いので、ナガイモを番組ではすすめていました。レジスタントスターチの量は生での話で、70℃以上に加熱すると0.8gまで下がってしまいます。ナガイモは生のままで食べられることもメリットです。
ナガイモは中国や台湾では山薬と呼ばれていて、血糖値、中性脂肪値、コレステロール値を下げることから日本からの輸入量が増えています。この作用はレジスタントスターチによるものですが、レジスタントスターチ以外のデンプンが含まれているので、それなりのエネルギー量はあります。100gあたりで60kcalほどです。糖質制限ブームの時代には、これも気になるかもしれません。実はレジスタントスターチはサプリメント成分でもあって、難消化性デキストリンとして知られています。サプリメント成分なら、エネルギー量の心配はなくて、しかも糖質や脂質の吸収を妨げる作用もあります。
台湾ではナガイモの粘りが気になって食べにくいという人に、すりおろしたものに牛乳やヨーグルトを加えた食べ方をしていると番組で紹介されていました。この方法は案外と使えるかもしれないということで、話題の一つとして紹介させてもらっています。

「空気が読めない」というのは発達障害の人に限らず、また若者だけでなく、社会全体に広がっていることです。発達障害の特性として、空気が読めないということがあげられることが多く、発達障害は10人に1人とされていることを考えると、空気を読めない人が社会全体に広がってきているのも感覚的には理解できるところです。
発達障害は本人のせいでも親のせいでもないとされることから、他人との交流がうまくいかない人は、自分のことを発達障害だと発言する人も少なくありません。発達障害なら誰でも空気が読めないと勘違いされていることもあるのですが、空気が読めないという特性がみられるのは自閉症スペクトラム障害のほうで、注意欠如・多動性障害のほうは人付き合いで何をすべきなのかということはわかっているけれども、自分の感情や欲求が抑えられずに対人関係を壊すような言動をしてしまうという特性があります。
注意欠如・多動性障害は、じっとしていられない多動性、やりたいことが我慢できない衝動性、集中力がない不注意に大きく分けられますが、その場の空気は読めています。それなのに「空気が読めない」と発言するのは、一つには自閉症スペクトラム障害が併存していることが考えられます。発達障害の自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動性障害、学習障害は完全に分類されたものではなくて、重なり合っていることもあります。
もう一つは、自分のことがわかっていないために起こっているという考え方で、先にも触れたように対人関係を壊すようなことをしているのに、それを理解していない、理解しようとしないということがあげられます。実は発達障害ではなくて、対人恐怖症、社会不安障害、社交不安障害という場合もあります。周囲の気づかいや労りがあっても、それを理解して交流を進めることができないので、「その場の空気が読めない」のではなくて、「状況としての空気が読めない」ということが指摘されているのです。

身体は食べたものによって作られています。そのために、健康を維持するためには、それぞれの栄養素は一定量が必要で、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では糖質、脂質、たんぱく質のバランスのほかに、ビタミン、ミネラルなどの摂取の基準が定められています。栄養素のバランスが取れていればよいということではなくて、どんな食品から摂取しているかも重要となります。
和食が中心であった時代から、洋食が多く食べられるようになり、肉食が多くなると、身体に影響が出るのは当然のことです。同じ肉食であっても豚肉と牛肉では含まれている脂肪酸の種類が違っています。動脈硬化のリスクを高める飽和脂肪酸は牛肉のほうが多く、豚肉は飽和脂肪酸が牛肉よりも少なめで、動脈硬化のリスクを抑える不飽和脂肪酸が多めになっています。
牛肉の飽和脂肪酸の量も時代によって変わってきました。牧草を食べていたときには、不飽和脂肪酸のオメガ3とオメガ6のバランスがよい牛肉でした。自然の食品はオメガ3とオメガ6と割合が1対2になっていて、これを食べている動物の身体もバランスが取れていました。ところが、これまでに食べてこなかったものに食べるとオメガ6が多くなって、身体の中のオメガ6が増えていきます。牛を大きく育て、しかもおいしい肉にするために牛のエサは穀類になりました。
穀類はオメガ6が多く含まれています。植物油も、大豆油、コーン油、ごま油、綿実油はオメガ6が多くなっています。オメガ3の植物油の成分はα‐リノレン酸で、エゴマ油、亜麻仁油に多く含まれています。動物性では魚に多く含まれるEPAとDHAです。
食事で摂る不飽和脂肪酸の割合が、オメガ3が1、オメガ6が2の割合を超えると動脈硬化のリスクが上昇することが知られています。牛肉を多く食べると動脈硬化のリスクが高まることの理由は複数あげられているのですが、その大きな理由となっているのがオメガ6の量ということです。

テレビコマーシャルでは、顔のシワやたるみを減らせば“若みえ”になる、ということをテーマとしています。この“みえ”は見えると見栄の両方の意味で使われているようです。若くみえるということは、実は若くないということを示していて、若いように見せるためにシワを減らそう、たるみを減らそうということを主張しているわけです。
シワやたるみを減らした化粧品や美容法で、こんなに美しくなったということを示しています。シワなどが減ることで、イコール美しくなるというのは受け入れがたいことですが、シワなどが減ることによって若見えするというというのも受け入れることはできません。私たちがダイエットの専門家として注目しているのは顔の輪郭でも腹部のサイズでもありません。普通の感覚では、太ったのはウエストサイズや顔の輪郭かもしれませんが、ここについた脂肪は簡単に減らすことができます。減らすことが困難なのは、実は背中の脂肪です。
女性の場合には、若いときには、どんなに太っても、腹部や足などに脂肪がついていくだけです。ところが、年齢を重ねていくと脂肪が蓄積されるところが変わっていきます。変わっていくというよりもプラスされるという表現のほうが当たっているのですが、若いときと違ったところに蓄積されるのは背中です。特に蓄積が目立つのは背中の上側です。そこだけに部分的に増えるというよりも、背中の上側が全体的にふっくらとしてきます。
こんなことが起こるのは、妊娠のために邪魔になる過度な腹部の脂肪の蓄積を避けるためのことで、今どきの女性は妊娠可能期間が長くなったことによって、腹部の脂肪が一定以上になると、それ以上の脂肪は妊娠に関係がない背中に蓄積させるからだと説明されています。まだ、妊娠可能だと喜んでいる場合ではなくて、背中の脂肪は落ちにくく、外見的に年齢を感じさせる蓄積なので、できることなら腹部から背中に回らないように、太りすぎないようにするべきだということです。

発達障害児の進学について議論されるときに、私立小学校は無理だという当事者の親の発言が紹介されることがあります。私立学校の中には、発達障害児の親に、高校まで、もしくは大学までレールが敷かれているということで進学をすすめるところもありますが、これを受け入れられる家庭は多くはないはずです。
発達障害児の親が公立小学校の選択するのは、かかる費用の問題もあるのですが、知的の遅れがなくて発達障害の特性が強くなければ普通学級で学ぶことができるからです。知的な遅れがなくて発達障害の特性があり、コミュニケーション能力や情緒に問題がある状態になっても、普通学級に在籍しながら通級指導が受けられることもあります。
通級は在籍校に特別支援学級がある場合は、そこで週に数時間、状態に応じて小集団か個別で、人との関わりに欠かせない能力を身につけるためのソーシャルスキルトレーニングなどの指導が受けられるものです。在籍校に特別支援学級がない場合には、隣接校の特別支援学級に通うこともできるという制度で、公立小学校の場合には自治体の主導で連携が取れているので通級指導が受けられないことはない、という説明がされています。
知的な遅れがあるか、情緒面で集団生活が困難であると判断された場合には、在籍校の特別支援学級で学ぶことになります。そして、知的な遅れがあって、身体的な障害がある場合には特別支援学校に通うことになります。特別支援学校は、年齢相応の教育が施されるとともに、障害による学習上や生活上の困難を克服して自立を図るために必要な知識技能を授けることを目的としています。
特別支援学校では専門家による指導とケアが受けられるので、学校内の支援学級や通級でも同じような指導とケアを期待しがちです。そこに“おまかせ”すれば、大丈夫と安心できたらよいのですが、専門性が高く、経験も豊富な教師がいる場合もあれば、そうではない教師が担当している例も残念ながらあります。
アメリカでは、特別支援教育を担当するのは、州によって違いはあるものの修士号取得者以上となっています。それに対して日本は教員免許を持っていれば、誰でも教師になれ、また支援学級の教師にもなることができます。まだ、支援学級の専門免許もなければ、普通学級で発達障害児を教育するための免許制度もありません。これを国に求める活動はあるものの、それを待っていられないという考えから、発達障害児の家族の団体などが働きかけをしていますが、それと同時に個々での対応を進めるための教育と情報発信が必要であると関係先に訴えかけているところです。

子どもの犯罪を恐れるあまりに殺害まで走ってしまった親が高級官僚だったという報道を受けて、その子どもが軽い発達障害であるということがネット情報で流されていました。その根拠としてあげられていたのは、「レベルの高い大学に合格していたから」ということでした。学力が高くて、偏差値が高い大学に合格するだけの能力の持ち主であったら、発達障害ではない、もしも発達障害であったとしても低いレベルしかないという考えからきている発言です。
発達障害児は、自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動性障害、学習障害ともに、学力の面では低いような印象が抱かれがちです。自閉症スペクトラム障害は社会的なコミュニケーションが苦手で、それが学習面ではマイナスに出てしまいがちです。注意欠如・多動性障害は過剰と思われるような行動から、どうしても落ち着いて学びにくくなります。学習障害は、学ぶことそのものに障害が起こっているので、こちらも学力に影響が出てしまいがちです。
こういったことでは、学力面で低くなりがちであるというのは認めることではあるものの、だからといって発達障害では学力が低くて、学力が高ければ発達障害ではないという、あまりに単純なことは言えないはずです。発達障害の状態は、脳の発達の遅れが関係して、そのズレがあるために、普通と思われるようなことに対して、特徴的な行動を示すもので、同じ学力であっても、同じような行動を起こすとは限りません。限らないというよりも、むしろ学力とは関係なしに、重い状態になることもあれば、逆に軽い状態になることも当たり前に起こることもあります。
それなのに、頭がよい子どもの発達障害は軽い、そうでない子どもの発達障害は重いというような印象が抱かれてしまうのは、まだ発達障害の実態が充分に理解されていないからです。むしろ、自閉症スペクトラム障害では成績がよくて、いわゆる頭がよい子であることから発達障害であることが見逃されてしまい、それは発見を遅らせることにもなります。そして、支援が遅れることから、本来の能力が発揮されないという不幸なことにもなりかねません。そのことを知って、発達障害児に向かい合ってほしいのです。

リバウンドの怖さを感じさせるために、「かつてダイエットに挑戦した女性タレントの現在の姿を示せばいい」と語っているジャーナリストがいます。ジャーナリストといっても政治・経済の分野ではなくて生活全般の記事を雑誌やWEBサイトに書いている方なのですが、ネットで過去にダイエットに成功した(と思われている?)女性タレント(歌手や有名人も含む)をリスト化して、現在の姿もネット検索すると、「○○太った」というキーワードが先に出てきたりもします。「以前よりも太ったのではないか」「元に戻ったくらいだけど不健康そうに見える」とのコメントが頻繁に出てきます。
まずは「以前よりも太った」ということについてですが、“リバウンド”という言葉は「ダイエットをする前の状態に戻ったことを指す」と思われがちです。しかし、実際には、そんな単純なことではありません。体重が元に戻ったとしても、身体の状態も元に戻っているわけではありません。
筋肉運動を着実に実践して、必要な栄養摂取をして体脂肪が減ったとすると、筋肉の量は減らさずに体脂肪を減らすことができます。しかし、運動をしないで食事を減らすだけで体重が減ったとすると、運動をしなかったことによる筋肉量の減少が起こります。脂肪の消費は全身の細胞で行われているのですが、中でも消費が多いのは筋肉です。生命維持の基礎代謝に使われるエネルギー量のうち35〜38%は筋肉が消費していると言われます。この差は筋肉量の違いからくることです。
食事を減らすだけで運動をしないでダイエットをすると、筋肉の量が減ることになり、全身のエネルギー代謝が低下することで、運動量が変わらないと太りやすく、やせにくい身体になってしまいます。以前よりもやせにくい状態になってしまうのがリバウンドで、リバウンドを起こすと、前よりも厳しいダイエットに取り組まないことには、希望するようなスリム状態(?)にはなれないということです。つまり、リバウンドは、ちょっとことをしただけでも太ってしまうという、恐ろしいことになってしまうのです。