あくまでも噂話88「日本ワールドゲームズ協会」

スポーツの最高峰というと、本来は世界選手権なのですが、お祭りのオリンピックを最高峰と考えている人も少なくありません。最近はオリンピックでも、これまでのメジャースポーツだけでなく、人気が高まっている“マイナースポーツ”も採用されるようになっています。そのためにメダリストが大増産されています。

マイナースポーツといっても世界的に人気が高いから採用されているわけですが、それに比べるとマイナースポーツだけとも思われかねない大会があります。それはワールドゲームズです。ワールドゲームズの存在を知らないだけでなく、世界ワールドゲームズ大会が日本で開催されたことがあることも知られていません。2001年に開催された秋田県の方でも知らない人は多くいます。

世界のアマチュアスポーツ団体は、例えば国際バレーボール協会や国際体操協会などは別々に活動するのではなくて、各国際団体が連合したスポーツアコード(国際スポーツ団体連合)としても活動しています。スポーツアコードに加盟する団体は、大きく2つに分けられています。一つがオリンピック採用競技で、これがIOC(国際オンリンピック委員会)です。もう一つがオンリンピックに採用されていない競技で、これがワールドゲームズです。

国際ワールドゲームズ協会には39団体が加盟していますが、オリンピックからはずれたスポーツ団体も、これから新たな加盟を目指しているスポーツ団体も含まれています。日本の加盟団体は日本ワールドゲームズ協会で、正会員29団体、準会員15団体が加盟しています。

ワールドゲームズ大会は4年に1回、オリンピック夏季大会の翌年に開催されていて、2022年の7月にアメリカのバーミングハムで開催されたのですが、メディアが取り上げなかったので、ほとんど知られていません。だから、日本選手(個人・団体)が金メダル10個、銀メダル11個、銅メダル12個を獲得したことも知られていません。

私は日本健康スポーツ連盟が公益財団法人に移行する時期に同法人の理事を務めていたのですが、当時の理事長が日本ワールドゲームズ協会の副会長で、現在の会長は日本健康スポーツ連盟の副理事長(公益財団法人全日本ボウリング協会名誉会長)という関係性です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)