“わけ”が“和気”に変換される

パソコンのWordソフトで文章作成していると、頻繁に使っている言葉が優先的に変換されるため、よく確認しないまま打ち込んでいると、プリントしてから、ネットにあげてから妙な変換になっていて、慌てて修正することがあります。
これは自分たちが間違ったのではなく、他の人の間違いを発見した例ですが、事件の記事に「お食事券」という言葉が出てきて、食事券を賄賂で渡したというような話なのかと思って記事を読んでいたら、「汚職事件」の変換ミスだということに気づきました。
最近の私たちの変換ミスでは「和気」という言葉が何度も出てきます。このサイトの最新情報でもアップしてから気づいたことがあり、今では変換ミスが起こらないように気をつけていますが、文字を打ち込んでいるときには「というわけで」としたかったのに「という和気で」と変換されます。というのは、今、和気という文字を企画などで数多く打っているからです。
和気というのはJR西日本の山陽本線の「和気駅」がある「和気町」のことで、この町には「和気鵜飼谷温泉」という有名な温泉施設があります。この温泉の近くを流れる岡山三大河川の吉井川の向こう側には「岡山和気ヤクルト工場」があります。西日本のヤクルトを製造しているところで、工場見学をするとバスで和気鵜飼谷温泉に連れてきてもらえるサービスがあります。
「和気神社」の祭神は和気清麻呂です。和気清麻呂は道教事件で有名な奈良時代末期から平安時代の初期に活躍した貴族です。その出身地ということで“和気といえば清麻呂”とされていますが、薬学関係者では和気清麻呂の息子の広世、福祉関係では和気清麻呂の姉の広虫があげられます。
ここまでの話でも健康関連のつながりがあるかと気づく方も多いかと思いますが、和気町には片上鉄道の廃線跡を活用した片鉄ロマン街道という34kmのウォーキング・サイクリング専用コースがあります。和気駅近くには「和気アルプス」と呼ばれる「和気富士」から続く登山コースがあり、キャンプ場の「和気美しい森」があります。
健康づくりにはもってこいの場所ということで、日本メディカルダイエット支援機構のメンバーが未病をテーマとした健康プログラムに参加しています。
ここまで「和気」と打ち込んでいると、また変換ミスが頻発しそうなので注意して文字打ちをしないといけなくなりますが、和気町と赤磐市にまたがる吉井川ふれあいパークの隣接地に「ふれあい健康アイランド」の建設が始まりました。その施設はインドアと半インドア(テント施設)があり、運動による介護予防の施設として、赤磐市と和気町との連携で事業を進めていきます。ふれあい健康アイランドのオーナーは、日本メディカルダイエット支援機構の理事であり、他の役員、会員も参加して、この事業に取り組んでいくことになります。