新型コロナウイルスの経済的被害を回復するためにGoToトラベルキャンペーンが始まり、そこから除外された東京都民はキャンペーン割引が受けられず、東京への旅行もキャンペーン割引が受けられないことになりました。あくまで割引を利用しようと考える人が対象ではあるものの、地方から感染が拡大している東京に仕事で行く場合も、控えなければならない雰囲気が全国的に漂う結果となりました。
ただ、東京に行きにくいというだけでなく、東京に行くのは自由ではあっても、東京から戻ってきたら2週間は自宅待機してからでないときてもらっては困るというところが、GoToトラベルキャンペーンをきっかけにして増えてしまいました。
東京から戻ってきた人がウイルスを持ち帰ることなく、地方で感染させる心配がないという状況では、そこまでのピリピリ感はなかったのですが、地方でも感染者が増え、クラスターが発生して、しかも感染経路不明者が増えている状況では、「2週間の自宅待機で感染が確認されなかった場合しか会うことができない」と言い出すところがあっても仕方がないことです。こういう声があがっているのは、医療、福祉、介護、教育といった弱者が多く、もしもウイルスが持ち込まれたら被害が甚大というところが今のところは中心です。
新型コロナウイルスに感染したら、必ず発熱するといったように明らかな見極めができるならまだしも、まったく無症状で、知らないうちに感染させるとなると、その厳しさもわからないではありません。だからPCR検査か抗体検査で陰性が確認されないと、2週間の自宅待機のあとであっても来てもらっては困るというところが出てくるのも、また理解できることです。
とはいえ、仕事に東京に行かなければならない、東京で夜の街に行かないのは当然のこととして、混雑したところには行かない、外食も控えるといったことをしても絶対に感染しないということがない現状では、免疫を高めて対策をするしかない、ということになります。日本メディカルダイエット支援機構のメンバーの今回の上京の目的は、コロナ対策の空間衛生の打ち合わせと、免疫強化の方策なので、上京の理由と必要性を説明しているのですが、それでも対応は変わらず、これまで紹介してきた免疫強化の方法は全部を実施して、体調を整えてから新幹線に乗るしかないということです。