新型コロナウイルスの感染拡大から進んだテレワークは、そうそう自宅でできる仕事がないという会社では、これまで外部に出してきたコンテンツ作成の仕事を社員に割り振るところが増えてきました。これまでは自分たちでできる仕事を、忙しいからといって外に出すことを容認してきた会社も、社員にやらせるようになってきたということです。これまでは受託仕事が多かった外部スタッフも、誰でもできるような仕事は出なくなり、誰でもとは言わないまでも他の人ができるような仕事も出にくくなっています。
その代わりに重要度が増したのは、社員が総出で取り組んでもこなすことができない特別なコンテンツの作成です。会社のサービスとして提供しているWEBサイトは、テレワークのおかげで随分とコンテンツが増えました。これも今まで忙しくてアップできなかったコンテンツが、社員に振り分けて成功した例です。これはよいことだったのですが、相談を受けた会社では、もっと多くのコンテンツ、質の高いコンテンツが求められるようになり、対応できなくなりつつあります。
サービスを受ける人の気持ちはワガママなもので、何もサービスがされないときには我慢をして、サービスが少しだけのときにも「こんなものでもよいか」と諦めるところがあります。ところが、一定のサービスの量と質の情報が提供されていると、もっと欲しがるところがあります。消費者の気持ちに火をつけることになり、それに真面目に応えようとする会社には大きな負担となります。それもあって、日本メディカルダイエット支援機構には“もっともっと”という贅沢な要求が届いています。
これとは逆に、「こんなものでもよいのではないか」と考える会社には通じないことではあるのですが、質の高いコンテンツを作り続けることが新しい仕事様式として求められる時代には、健康情報を多くの会社や団体のWEBサイト用に提供している私たちにとっては、新しい仕事様式をサポートするコンテンツ作成の新しい生活様式が始まっているのです。