サプリ概論165 緑茶の有効成分の摂取タイミング

緑茶には特徴的な抗酸化成分のカテキンが含まれていますが、そのほかにも興奮作用があるカフェインも含まれています。カフェインには興奮作用があり、自律神経の交感神経の働きを盛んにします。交感神経の働きが強くなると、心身ともに興奮状態になり、眠気が覚めることから、起床後や仕事をするときに緑茶を飲むことがすすめられます。
それと同時に、カフェインによって交感神経の働きが盛んになると、脂肪細胞に蓄積されている中性脂肪が分解されて脂肪酸となり、血液中に放出されます。この脂肪酸が筋肉細胞など全身の細胞に運ばれて、エネルギー化させることになります。交感神経の働きが盛んになっている昼間の時間帯は活動時間であり、エネルギーを多く必要とする時間帯でもあるため、カフェインの有効性が期待されています。
緑茶にはリラックスさせる成分のテアニンも含まれています。テアニンには睡眠の質を高める作用があることも報告されています。テアニンはアミノ酸の一種で、緑茶に含まれるアミノ酸の半分以上がテアニンとなっています。テアニンは旨味成分で、50〜60℃の低温でいれることで多く引き出されるようになります。
テアニンには抗ストレス作用があるために緑茶はリラックスしたいときや、自律神経の副交感神経の働きが高まる夕方以降に飲むのがよいということを主張している専門家もいます。夕方に飲む緑茶にテアニンだけが含まれていればよいものの、低温でいれてもカフェインも抽出されます。リラックス作用だけが得られるわけではないのです。
だから、交感神経の働きを高めたいとき、副交感神経の働きを高めたいときには、これらの成分を抽出した健康食品を活用することがすすめられます。