ツイン・ウォーク5 ポールを使わない歩き方を覚えるためのポール

同じ距離を歩いても、歩幅によって体内で発生するエネルギー量が違ってきます。歩幅を広げて歩くと、筋肉が大きく使われて、消費されるエネルギー量が増えます。その分だけ、体内に蓄積された体脂肪がエネルギー化されます。そして、作り出されたエネルギーが身体を温め、筋肉や内臓の働きを高め、全身の細胞の中の生化学反応も進めてくれます。

血流が盛んになって、脳に運ばれる血液が増えることで酸素供給量も増えて、脳の機能も高まっていきます。イライラ、モヤモヤしたときには歩くことが一番と言われる要因ともなっています。

多くのエネルギーを作り出すためには「歩幅を広げて歩けばよい」と言われても、年齢を重ねると筋肉の量が減ってくることから、歩幅が狭くなりがちです。足の構造をみるとわかるように、かかとが厚くなっているのは、かかとから着地するためです。厚みがあることでショックが弱められるので歩幅を広げて、かかとから着地できるのです。

そのように歩こうと思っても、なかなかできないという人のためにすすめられるのが、2本のポールを使ったウォーキングです。ポールの形状には大きく2タイプがあって、北欧発祥のポールの先のアスファルトパッドが斜め(45度ほど)になったものは一般にはノルディックウォーキングと呼ばれます。これは後方にポールをついて、グイグイと前進していくタイプで、歩幅は大きく広がります。

それに対して日本発祥のものはアスファルトパッドが丸型か円盤型になっていて、前つきで歩行を補助することが考えられて作られています。一般にはポールウォーキングと呼ばれています。杖を使っているようで抵抗感があるという方もいるのですが、ポールを使って正しい姿勢で、勢いよく歩けるようになるトレーニング器具という考えをしています。

これによって正しい姿勢と筋肉強化が得られたら、ポールなしでもポールを使っているのと同じように歩いてほしい、という思いがあって、ツイン・ウォークではポールウォーキングを採用しています。もっと元気に歩きたい、という方にはノルディックウォーキングについてもアドバイスするようにしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕