ツイン・ウォーク56 ウォークとウォーキングの違い

歩くことはウォーキング(walking)と呼ばれています。歩くことだけを指しているならウォーク(walk)ですが、運動として歩くときにはウォーキングが使われます。ウォーキングは健康目的での歩行で、主には速く歩くことを指しています。

ウォーキングが速く歩くということから、走らないまでも速く歩く競歩もウォーキング、2本のポールを使って歩くノルディックスタイルの歩行もノルディックウォーキングと呼ばれています。

歩くイベントはウォーキング大会という呼ばれ方をしていますが、同じ歩くのでも散歩とは違うということを言いたいためにウォーキングを使っていることもあります。散歩は歩くことは同じであっても、ゆっくりと歩くという速度の違いだけでなく、目的がなくて歩くことを指しています。本人は健康のために歩いていても、積極的な歩行でないと、これはウォークの範疇とされています。

有酸素運動になっているか、どうかで分けられる場合もあります。ウォーキングはウォーキングエクササイズと呼ばれることもあります。エクササイズ(exercise)は健康や体力の維持や増進のために行う運動を指していて、フィットネス(fitness)のような有酸素運動をエクササイズと呼んでいる場合もあります。

メインテーマとしている「ツイン・ウォーク」は、健康づくりを大きな目的にしていて、2種類の歩き方、2種類の効果、2本のポールを使って歩くことといったことから“ツイン”を使っています。

ウォーキングと同じことを目指しているので、ツイン・ウォーキングではないのかと言われることもあるのですが、運動を目的として歩くだけでなく、日常の歩行をスムーズにして健康的な生活を続けられるも大切と考えています。

運動として歩くことだけでなく、それを続けることで日常生活の歩行を正しい姿勢で、いつまでも継続できること、つまりウォークのためにも大切だということで、日常生活と運動の両方を意味して「ツイン・ウォーク」としています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕