歩くだけでも心拍数が高まり、呼吸数が増えて、血流が進み、酸素が多く取り込まれてエネルギー代謝が高まります。速歩(早歩き)は運動効果があり、歩くだけでも運動にすることができます。運動効果がある歩行はウォーキングとなります。
しかし、速歩を続けるのは大変です。走ることに比べれば続けやすいとはいっても、速歩は時速6〜7kmにはなるので、あまり運動をしていない人、歩き慣れていない人には負荷が強くなります。そこで速歩の効果を継続する方法として実施されるのが、速歩と普通歩行(時速4km程度)を交互に繰り返す歩行法です。
弱い(軽い)負荷の運動と強い負荷の運動を繰り返すのはサーキットトレーニングと呼ばれます。フィットネスクラブのような施設内で実施するサーキットトレーニングは、無酸素運動のマシントレーニングと有酸素運動のエクササイズを繰り返す方法です。実際には負荷が弱いので無酸素運動になりきれず、エクササイズと言いながらも足踏み程度で有酸素運動にもなりきれていないところが多くみられます。
サーキット方式の運動では、無酸素運動によって筋肉に多くの酸素が送られ、酸素も多く運ばれます。その次に有酸素運動をすると酸素を多く使いながら筋肉を動かすことになるので、酸素を使った脂肪代謝が高まるようになります。
この効果をウォーキングで得るのがインターバルウォーキングです。3分ずつ速歩と普通歩行を繰り返す方法もあって、3分以上の無酸素運動によって、疲労物質の乳酸が多く発生するようになります。そこで3分で切り替えるというわけです。
乳酸は糖が分解されるときにできる生成物で、有酸素運動をするとエネルギー源として使うことができます。乳酸が多くなる無酸素運動としての速歩を長めに続けて、その後に有酸素運動の普通歩行で乳酸をエネルギー化していけば、疲労が残らず、効果的にエネルギーを作り出すことができるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕