ビタミンもミネラルも医薬品だった

今ではビタミン、ミネラル、アミノ酸は食品として摂ることができるのは当然のことと認識されていますが、以前は医薬品に分類されていました。ビタミンが医薬品から食品として販売許可されるように規制緩和されたのは1997年(平成9年)です。これによってビタミンの価格が大きく下がり、広く使われるようになりました。
1998年(平成10年)にはハーブが医薬品としての扱いから食品として販売許可されました。続いて1999年(平成11年)にはミネラル12種類が食品として販売許可されました。アミノ酸が食品として販売許可されたのは2001年(平成13年)のことです。
そして、同年には錠剤・カプセル・粉末などの医薬品に似たサプリメントの販売が許可されました。それまではサプリメントは医薬品と異なる三角形や六角形、カプセルの場合などは水滴型という工夫がされていました。
このような国による法律・通知・通達の変遷についての情報も「サプリメントプロ検定」に盛り込まれています。