ファスティング10 満腹中枢の機能を整えるの用語説明

満腹中枢の機能を整える(ファスティング9)に関連する用語を説明します。

〔血糖値〕
血液中のブドウ糖の濃度のことで、血液1dl(デシリットル)中に含まれるブドウ糖(mg)を「mg/dl」で表される。ブドウ糖以外の糖(果糖、など)は数値には反映されない。

〔自律神経〕
循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、自分の意思とは無関係に24時間働き続けている神経。環境や条件などに合わせて自律的に反応するため、呼吸、血液循環、体温調節、消化、吸収、排泄、生殖、免疫などの機能を無意識に調整していて、生命維持に欠かせない働きをしている。昼間や活動時に盛んに働く交感神経と、夜間や安静時に盛んに働く副交感神経がある。

〔摂食中枢〕
食欲を引き起こす摂食を刺激する中枢神経。血糖値の低下によって食欲が亢進する。

〔咀嚼〕
食べ物を歯で噛み、粉砕して唾液と混じり合わせること。前歯で粗く切り、奥歯(臼歯)ですり潰すようにして消化しやすい形にすることを指している。

〔ヒスタミン〕
体内でアミノ酸のヒスチジンから合成される活性アミン。食事によって胃酸分泌を助け、満腹中枢を刺激する作用がある。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕