ファスティング18 ファスティングに必要な補酵素の用語説明

ファスティングに必要な補酵素(ファスティング17)に関連する用語を説明します。

〔補酵素〕
酵素の働きを補う有機化合物で、英語ではコエンザイム(coenzyme)と呼ばれている。酵素は単体で働くものと補酵素がなければ働けないものがある。

〔TCA回路〕
細胞のミトコンドリアにあるエネルギー産生の回路で、ブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸を材料に酸素を用いてエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)を作り出している。無酸素ではブドウ糖や脂肪酸は1分子につき2個のATPを作り出すが、有酸素のTCA回路では36個のATPが作られている。

〔ATP〕
アデノシンのリボース(糖)に3分子のリン酸がついた物質で、アデノシン三リン酸(adenosine triphosphate)と呼ばれる。すべての生物のエネルギー物質で、リン酸1分子が離れたADP(アデノシン二リン酸)になるときにエネルギーが発生する。リン酸が1分子結合するときにエネルギーが蓄えられる。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕