ポストコロナ「嵐の前のKinKi Kids」1

コロナ後を考えることが大テーマであるのに、なぜKinKi Kidsなのかという疑問が出ることは承知してのことですが、これは「嵐の前の静けさ」をもじった結果で、嵐といえば惜しまれつつも活動休止した国民的アイドルグループです。「嵐の前の静けさ」というのは、大事件や異変が起こる前に、それを予見するように一時的に訪れる静けさのことを指していて、もともとは暴風雨が襲ってくる前に一時的に風雨が収まって静かな状態になることからきています。
まさに嵐のようなグループがデビューする前には、どんなグループが活躍していたのかというとタイトルのとおり、堂本光一、堂本剛のKinKi Kidsです。大ヒットも数々出しているのに、次にデビューしたのが嵐でなかったら、「嵐の前の静けさ」で引き合いに出されることはなかったはずです。
もともとの意味が、新型コロナウイルス感染症が収束をしたのかと安心していたら、そのあとに感染拡大が4回も起こったことと共通するところがあります。静けさが、これからも続くことなのか、それとも「嵐の前の静けさ」なのか、そこを見誤ると、どんどんと悪化することにもなります。ここでいう悪化というのは感染確認者が増えることではなくて、コロナ禍が長く続いたことによって、国民の健康度が低下していくことを指しています。今でも相当に低下してしまっているだけに、また緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置が出されたら、低下した健康度が、もっと低下していくことにもなりかねません。
今は「嵐の前の静けさ」ではなくて、静かな状態だと思えたとしても、実はKinKi Kidsのようなヒットを続けていて、いつ大爆発するかわからない状態だという注意喚起をしたくて、あえて固有名詞を出させてもらいました。
いつ、どんな爆発的な感染拡大が起こるかわからないという状況のときに、何をするべきなのかということについては次回に続きます。