2.活動背景
日本人の食事摂取量は減少しているにも関わらず、太っている人は増え、検査数値に異常を抱える人も生活習慣病になっている人も増え続けています。現在の摂取エネルギー量は男女平均でも終戦直後を下回っており、食うや食わずの時代よりも食べる量が減っています。それにも関わらず太っている人が増えたのは運動不足だけではなく、食べている内容と食べ方に問題があることがわかっています。
メディカルダイエットは、食事と運動のタイミングによって、食事量と運動量が同じであっても、体脂肪を効果的に減らすことができる一方で、オーダーによっては逆に体脂肪を増やして筋肉を減らさないこともできます。この一見すると矛盾するようなことを無理なく無駄なく実施できるのは、生理学に基づいた日本人の体質に合ったダイエット指導の研究の積み重ねがあるからです。
しかし、その研究成果が一般にまで広まっていない状況があり、そのために間違ったダイエット法が伝わり、努力のわりには成果が得られていない人が多いのも事実です。このような不幸なことが起こらないようにするためには、正しいダイエット法を学ぶと同時に、それぞれのダイエット希望者の体質や性格に合った方法を伝え、実感してもらえるようにすることです。そのための方法は、日本メディカルダイエット支援機構のオリジナルテキストに盛り込んでいます。
日本メディカルダイエット支援機構の理事長は、一般社団法人日本臨床栄養学会、一般社団法人日本臨床栄養協会、一般社団法人日本未病学会などを通じて医学と栄養の人脈を構築してきました。
また、公益財団法人日本健康スポーツ連盟の理事として、健康運動指導士の更新教育を担当してきました。日本健康スポーツ連盟の理事長であった玉利齊先生は各健康関連団体の役員であり、その人脈である公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟、一般社団法人日本市民スポーツ連盟、特定非営利活動法人日本ワールドゲームズ協会、特定非営利活動法人医療機関支援機構などの人脈とも交流を重ね、運動科学の研究を進めてきました。
日本メディカルダイエット支援機構は、これまでの人脈と研究成果をダイエットSNS最大の「ダイエットクラブ」(運営:株式会社イード)との連携で、ダイエットコンテンツ241本を提供しており、これを活用した情報発信も行っています。
また、健康情報メール(毎週1回発信)を2008年4月から11年9か月に渡って続けており、健康関連の情報収集とともに、情報発信先の専門家(医師、研究者、団体役員、メディア関係者など)との連携も構築し続けています。
メディカルダイエットに関わる情報は、常に更新されるものであり、資格認定後にも継続して情報発信を続け、最新情報をもってメディカルダイエット講習と情報発信を続けられる支援体制も整えています。