不足する栄養を補うのがサプリメント

動物の歯は、それぞれ形と数に特徴があります。歯の形と数は食べてきたものに影響されています。肉食の動物には肉を噛み切るための特徴的な牙があり、草食動物には食べ物をすり潰すための特徴的な臼歯があります。人間の歯は門歯(前歯)を使って野菜や果物を食べ、犬歯を使って肉や魚、臼歯を使って穀類や豆類を食べるようになっています。人間は多くの種類の食べ物を食べなければ生きていけないということですが、その始まりは原人だとされています。
原人の前の猿人は猿と同様に食べるものが限られており、食べたものの栄養を体の中で変化させてきました。ところが、猿人から原人に進化したときに、その変化させる能力が低下して、すべての食べ物から栄養素を摂らなければ生きていけない体に進化(?)しました。これは猛獣とも戦えるようになり、食物連鎖のトップに立ったことから何でも食べられるようになったからだと考えられています。
しかし、今では何でも食べられることが災いして、好きなものを、好きなときに、好きな量だけ食べられるようになったことで、食事内容によって不足する栄養素が出てきました。となると不足したものは別の形で補わなければなりません。それがサプリメントです。
こういった考え方も「サプリメントプロ検定」では情報提供しています。