忙しいのかと聞かれたときに、どのように返答すればよいのかは、相手との関係性によって違ってきます。
一緒に仕事をしているか仕事を回してもらっている関係であれば、「忙しい」と答えると、今以上の仕事や用事が来るようなことは少ないはずです。
初めて仕事をするような関係性であれば、「忙しい」と答えると仕事が回ってこない、想定していたよりも少ない仕事しか回ってこない、ということが多くあります。
中には「忙しい」と返答する人でないと仕事を回さないという人もいて、そのような人に「忙しくない」と答えたら仕事が回ってこないことになります。
相手との関係性が、どのような状態であっても、「忙しいのか」と聞かれたときに、「忙しい」「忙しくない」という返答をしてはいけない地域があります。その代表的な地域は京都です。
京都人から「お忙しいとの違いますの?」と聞かれたら、これは忙しいのか忙しくないのかということを聞かれているわけではありません。絶対ということではないものの、「忙しいのに、ここにいていいのか」という意味合いが含まれていることがほとんどです。
京都人から忙しいのではないかと聞かれたら、聞いている意味や言葉をかけている気持ちを察してほしいという心情があって、その意味合いは「帰ってくれ」ということです。
初めての出会い、訪問者に対して「お忙しいとの違いますの?」と言われたら、これは「こっちに来るな」という意味で発せられています。
このような意味合いで使うときには、言葉だけでなくて顔の表情や態度にも現れることが多く、そこを察して対応するのが一番、帰るべきときは即座に帰るというのが正しい反応ということになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕