健康アナリスト9 実践のためのサポート2

働く人の健康づくりが、THP運動やメタボ健診・指導が続けられてきたのに浸透しきれていないという話を前回(健康アナリスト8)書きました。

このような状況を踏まえて、総合的に判定して、個人の状態に適した健康づくり活動してTHP活動(Total Health Program)を始めることとしました。THP運動(Total Health Promotion Plan)ではなく、THP“活動”です。

自分の健康状態の改善のために何をすればよいのかがわからない、どのようなことをすれば効果が得られるのかがわからないという方々に対して、健診の他に身体年齢測定と食生活チェックを採用しています。

身体年齢測定は、身長、体重、腹囲、握力、閉眼片足立ち時間を測定することによって筋力と機能をスコア化する方式で、5つの判定要素から身体年齢を割り出し、実年齢との差に合わせた健康指標を算出することができます。

身体年齢測定はヘルスビット社のオリジナルコンテンツで、岡山県内では日本メディカルダイエット支援機構が実施しています。

食生活チェックは日本メディカルダイエット支援機構のオリジナルの手法で、摂取している食品の頻度から栄養バランスを知り、健康の維持・改善のための改善法をアドバイスすることを目的としています。

1週間に食べる食品の種類をチェックすることによって、食事傾向を把握して、身体の状態や改善希望に合わせて、食べ方をアドバイスする方法です。

これに合わせて100kcal単位の食事摂取量とバランスのアドバイスも行います。

食生活チェックを身体年齢測定と併せて実施することで、身体年齢を若く保つための運動と食事を組み合わせて、無理なく無駄なく実施するためのアドバイスを行います。運動のアドバイスも、メディカルダイエット研究に基づく無理なく無駄のない方法を提供しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕