活動による消費エネルギー量は、「活動係数×補正係数×体重(kg)×時間(分)」によって計算されます。年齢と性別によって補正係数は異なります。男性は女性よりも補正係数が高く、年齢を重ねるにつれて補正係数が低下していきます。
年齢・性別による補正係数は、男性の場合には、10歳が1.537、11歳が1.455、12歳が1.372、13歳が1.372、14歳が1.219、15歳が1.157、16歳が1.120、17歳が1.091、18歳が1.062、19歳が1.032と徐々に低下していきます。
基本となっているのは20~29歳の1.000ですが、30~39歳は0.955、40~49歳は0.930、50~59歳は0.926、60~69歳は0.909、70~79歳は0.893、80歳以上は0.864とされています。
女性の場合には、10歳が1.463、11歳が1.372、12歳が1.293、13歳が1.223、14歳が1.153、15歳が1.083、16歳が1.037、17歳が1.008、18歳が0.996、19歳が0.983と徐々に低下していきます。
20~29歳は0.959、30~39歳は0.909、40~49歳は0.872、50~59歳は0.864、60~69歳は0.864、70~79歳は0.860、80歳以上は0.860とされています。
男性では補正係数が20~29歳は1.000ですが、女性の場合には17歳から18歳の間が最も1.000に近くなっています。補正係数は年齢によって低下していきますが、男性のほうが多くのエネルギーが必要だということがわかります。