健康デザイン15 健康増進施設との連携

厚生労働大臣認定運動型増進施設については前回(健康デザイン14)概要を紹介しましたが、認定条件は健康増進施設認定規定に定められています。

1 有酸素運動および筋力強化運動等の補強運動が安全に行える設備の配置(トレーニングジム、運動フロア、プールの全部または一部の付帯設備)

2 体力測定、運動プログラム提供および応急処置のための設備の配置

3 生活指導を行うための設備を備えていること

4 健康運動指導士およびその他運動指導者等の配置

5 医療機関との適切な提携関係を有していること

6 継続的利用者に対する指導を適切に行っていること(健康状態の把握・体力測定運動プログラム)

健康運動指導士は施設内に常時配置されていることが義務づけられていますが、24時間営業の施設が増えてきたこともあり、健康増進施設として営業する時間帯においては常時配置ということが通知されています。

このような条件が整えられているのか、何を改善すれば認められるのかという調査と指導を行うのは公益財団法人日本健康スポーツ連盟で、私(小林正人)は東京にいたときには、同連盟の理事を務めていました。

厚生労働大臣認定運動型健康増進施設のリストは、公益財団法人日本健康スポーツ連盟に掲載されています。全国に335施設(2023年7月現在)がありますが、人口比率で最も多いのは岡山県で、20施設があります。

〔岡山県内の厚生労働大臣認定運動型健康増進施設〕
OSKスポーツクラブ岡山/済生会フィットネス&カルチャークラブ/レイスポーツクラブ北長瀬/エイブルスポーツクラブ岡山/岡山県南部健康づくりセンター/オーバルスポーツコム円山/OSKスポーツクラブ藤原/健幸プラザ西大寺/レイスポーツクラブ岡山/レイスポーツクラブ倉敷/サンフラワースポーツクラブ/はぁもにぃ倉敷/オーバルスポーツコム玉野/笠岡第一病院健康管理センター健康増進クラブONE/OSKスポーツクラブ総社/オーバルスポーツコム総社/新見市健康増進施設「げんき広場にいみ」/真庭市勝山健康増進施設 水夢/一般財団法人津山慈愛風会フィットネス&スパカルヴァータ/津山市久米総合文化運動公園市民プール
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕