日本メディカルダイエット支援機構は内閣府に特定非営利活動法人(NPO法人)の申請をするときに、「メディカルダイエット」を冠した資格認定講習を実施することを認められました。
それは事業活動を公益事業だけにすることを承諾することに対する特例のようなもので、収益事業としてメディカルダイエットという名前を使って商品の推奨や販売をするようなことしたら、社会に混乱をきたすことにもなるから、という説明がありました。
当時は、国の通知に基づいた健康食品の資格認定講習の法律講師をしていたこともあり、片方では健康食品の表示の規制の話をして、他方では規制に挑戦するようなことがあってはいけない、ということを規制側のお役人から言われたこともありました。
メディカルダイエットは、何も医学的な手法でやせられるということを言いたいがためのネーミングではなくて、「生活習慣病の予防のための戦略」という意味合いです。ダイエット(Diet)の元々の意味は方針、戦略、戦法、戦術、作戦などであって、国の方針を決める国会は英語では「the Diet」です。
そのような経緯があったにしろ、メディカルダイエットを冠した資格認定ができるということで、いくつかの資格認定講習を実施してきました。医学的・科学的なダイエットの方法を教えるだけなら資格認定までする必要はないということもあったのですが、資格認定にこだわったのは受講者の理解度を確認する試験を実施することと、合格者には会員として情報提供を継続する目的があったからです。(年会費は取らずに情報提供しています)
メディカルダイエットを冠した資格認定講習だけでなく、頭に「日本メディカルダイエット支援機構認定」とつけた講習も実施しています。それも理解度の確認と情報提供が目的で、健康リテラシーの向上を主眼にしています。
その講習としては、サプリメントスペシャリスト、発達栄養指導者、ツイン・ウォーク指導者などがあり、私たちの講習システムとコンテンツを活かしてオリジナル講習を実施したいという団体などにも、健康リテラシーの向上という点で一致できればサポートをしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕