学習障害60 異音異議語は面白い20

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、か行の“く”から始まる異音異義語の第1回です。
工数「くかず」工手間の数、細工の手数。「こうすう」ひとつのものを作り上げるための工程の数。
区々「くく」まちまちであること、別々なこと。小さくてつまらぬさま。「まちまち」それぞれ異なること。
口答「くちごたえ」目上の者にさからって言葉を返すこと。「こうとう」口で答えること。
口付「くちつき」口の形、口もとの様子。ものを言う様子、口ぶり。牛馬の口とり。口付煙草の略。「くちづけ」言いなれること、口癖。接吻。
国立「くにたち」東京都西部の武蔵野台地にある市。「こくりつ」国が設立し管理していること。
工夫「くふう」いろいろ考えて良い方法を得ようとすること、考えついた方法。精神の修養に心を用いること。「こうふ」道路・土木・鉄道・電信・電話・ガス・水道などの工事に従事する労働者。
栗鼠「くりねずみ」馬の毛色の名。栗鼠色の略。「りす」ネズミ目リス科の哺乳類の総称。
反転「くるべき」糸を繰る道具。「はんてん」ころぶこと。ひっくりかえること。反対の方向に向きかわること。定点に関して任意の点または図形の対称点を求める操作。ネガ像をポジ像にすること。
黒板「くろいた」姓氏の一。「こくばん」白墨で書けるように塗料で黒または緑色に塗った板。