学習障害65 異音異議語は面白い25

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、さ行の“さ”から始まる異音異義語の第2回です。
細目「さいもく」こまかい点にわたる個々の項目。「ほそめ」細く開いた目。細い編み目や織り目。やや細い程度。
再来「さいらい」再び来ること。再びこの世に生れ出ること。「さらい」次の次。
座頭「ざがしら」首座の人。芝居その他園芸一座の頭、座長。「ざとう」一座の長。当道座の四官の一。当道座に属する剃髪の盲人の称。
先々「さきざき」後に来るべき時。行く先のあちらこちら。過ぎ去った時。「せんせん」前の前。
先手「さきて」まっ先に進む軍勢、先陣。船具の一。「せんて」人よりも先に行うこと。先に立って戦うこと。囲碁・将棋で相手よりも先に着手すること。
茶店「さてん」ちゃみせ、茶屋。喫茶店の略。「ちゃみせ」茶を売る店。路傍などで休息する人に湯茶などを出す店。
左党「さとう」左翼の政党、急進的な政党。酒好きな人。「ひだりとう」左ききの仲間、酒飲み。
様々「さまさま」自分にとってありがたい人や物の下につける語。「さまざま」あれこれ異なっているさま。
左右「さゆう」ひだりとみぎ。ひだりやみぎ、はっきりしないこと。身のまわり。能や狂言の動作の一。それに近いこと。「とかく」あれやこれや。
左腕「さわん」左の腕、野球で左投げの投手。「ひだりうで」左の腕。