学習障害83 異音異議語は面白い43

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、は行の“は”から始まる異音意義語の第2回と、“ひ”から始まる異音意義語の第1回です。
万歳「ばんざい」長い年月。いつまでの生きること、いつまでも栄えること。めでたいこと、祝うべきこと。貴人の死を忌んでいう語。祝福の意を表すため両手をあげて唱える語。お手上げ状態。「まんざい」万年。年の始めに風折烏帽子を戴き素襖を着て腰鼓を打ち当年の繁栄を祝い賀詞を歌って舞い米銭を請う者。地歌の一。
半生「はんしょう」死生の間にあること。「はんせい」一生の半分、それまでの人生。「はんなま」なまにえ、半熟。半可通。
半身「はんしん」全身の半分。上半身。「はんみ」相手に対して身体を斜めに構えること。魚を開いたときの2枚のうちの一方。
半値「はんち」測定した最大値の半分の値。「はんね」定められた値段の半分。
氷上「ひかみ」兵庫県丹波地方の群名。「ひょうじょう」こおりの上。
日向「ひなた」日光のあたる方、恵まれた状態。「ひゅうが」旧国名(宮崎県)。宮崎県北部の市。
氷室「ひむろ」氷を夏まで貯蔵しておくため特別に装置した室または山かげの穴。「ひょうしつ」氷を貯えておく室。
百行「ひゃくぎょう」100の行。「ひゃっこう」あらゆるおこない。
百合「ひゃくごう」約18リットル。「ゆり」ユリ科ユリ属植物の総称。襲(かさね)の色目。
百歳「ひゃくさい」100歳。「ももとせ」100年、多くの年。