学習障害85 異音異議語は面白い45

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、は行の“ふ”から始まる異音意義語の第2回、“へ”から始まる異音意義語、“ほ”から始まる異音意義語、ま行の“ま”から始まる異音意義語、“み”から始まる異音意義語から始まる異音意義語です。
歩兵「ふひょう」徒歩の兵。将棋の歩。「ほへい」徒歩で戦う兵。陸軍の中心的兵科。
文言「ぶんげん」文章中の語句。手紙の文句。「もんごん」文章中の語句。文句。
分数「ふんすう」いくらかの分の量。「ぶんすう」数を零でない他の数で割った結果を横線の下に除数を横線の上に被除数を記して表したもの。
分別「ふんべつ」心が外界を思いはかること、理性で物事の善悪・道理を区別してわきまえること。考えること、思案をめぐらすこと。世間的な経験・見識などから出る考え・判断。鰹節。「ぶんべつ」種類によってわけること、区別をつけること。
変化「へんか」かわること。語形の変わること。「へんげ」形が変わって違ったものが現れること。神や仏が仮に人の姿となって現れること。動物などが姿をかえて現れること。
本性「ほんしょう」生れつきの性質。本気、正気。「ほんせい」本来の性質。
本田「ほんだ」姓氏の一。「ほんでん」荘園制で新開の田に対してもとからあって検地帳に登録されている田。江戸時代の幕府・諸藩が租税を徴収する田地として検地帳に記載してある耕地。
町中「まちなか」町のなか、町家のあるところ。「まちじゅう」町のうえ、町の全部。
末期「まっき」終わりの時期、末の時期。「まつご」死にぎわ、臨終。
明朝「みょうあさ、みょうちょう」明日の朝。「みんちょう」中国の明の朝廷。