感染拡大から考えるテレワークでの健康教育

新型コロナウイルスの流行で高校野球やコンサートが中止になった、大相撲やプロ野球が無観客開催となった、卒業式などのイベントが縮小されたということが伝えられると、その被害や選手・参加者などへの心情が強くなってメディアで支えられることもあります。できることから、もっと他に困っている人のことも紹介してほしいところですが、そこまで手が回らないという状況です。3月は新年度を控えて、その準備のための会合が軒並み続くということもあるのですが、そのほとんどが感染防止のために中止になっています。
中止になるのは、それほど大切ではないから、まさに不要不急の行事というような発言をする人もいるのですが、人が集まらないことには商売にならない業界は生死に関わることで、あえて言葉にするなら必要火急ということになるのかもしれません。
普及やサービスとして開催するセミナーが中止になっても、このセミナーを生活の術にしているひとでなければ生死という言葉を使うことはないのでしょうが、できるだけ多くの人に集まってもらって、情報を伝えて学んでもらうことを本業としている人にしてみれば、「集まれない=稼げない=生きていけない」ということになります。
日本メディカルダイエット支援機構は、公益事業100%の特定非営利活動法人(NPO法人)で、稼ぐことができる公益事業は教育と情報に限られて内閣府の認証を受けました。メディカルダイエット講習は集まってもらっての教育を実施してきましたが、感染防止の意味だけでなくて、新型コロナウイルスの流行で子どもの学校が休校になり、そのために仕事を休むしかない、時間が取れなくなったというお母さん方の姿をメディアなどを通じて見るにつけて、集まってもらっての教育は難しい時代になったということを実感しています。
仕事を自宅でするテレワークの働き方が推奨される時代には、教育もテレワークが必要で、従来の通信教育ではなくて、テレワーク方式の教育が有効で、新型コロナウイルスに限らず健康に関わることを学んで対応していくことを考える時期になったようです。メディカルダイエットの教育はテレワーク方式で受講するだけでなくて、学んで教える立場になったときにもテレワーク方式で隙間時間を使って活動することも必要とされる時代になったと認識しています。