抗酸化21 有害物質の分解時に活性酸素が発生

身体にとって害となる農薬、食品添加物、薬剤、化学物質などは肝臓が分解・解毒が担っています。これらの物質が体内に入ってくると、その害を減らすために肝臓だけでなく、腎臓などにも負担をかけています。

肝臓は有害物質の分解、解毒のために肝細胞が盛んに働いていますが、肝臓以外の各臓器の細胞も活発に代謝を繰り返して分解、解毒を行っています。そのときに多量の活性酸素が多く発生します。

有害物質が体内に入ってくると、これらを免疫細胞の白血球が取り込み、白血球は活性酸素を使って破壊、無害化していきます。破壊したあと白血球は破壊したものを外部に出して、次の有害物質を取り入れていきますが、このときに活性酸素が白血球から外に漏れ出て、体内の活性酸素を増やしていきます。

有害物質が多いほど、白血球が破壊するほど活性酸素が増えていくことになるわけです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕