抗酸化44 抗酸化成分の種類と働き7

〔ピクノジェノール〕
日差しの強いフランス南西部のボルドー地方の沿岸に自生する海岸松の内部樹皮から抽出されるエキスです。フランス海岸松エキス、フラバンジェノールとも呼ばれています。

強い抗酸化作用があり、血管の保護、末梢血管拡張による血流の改善、血圧の調整、抗炎症のほか慢性疲労の解消、鎮痛作用などの作用があります。

〔ブルーベリー〕
北アメリカ原産の落葉低木で、皮と果実に含まれる色素成分のアントシアニンには抗酸化作用があり、網膜の視力を保つ物質のロドプシンの再合成によって視神経の働きを高め、眼精疲労、視力改善などの作用があります。ブルーベリーには15種類のアントシアニンが含まれ、少量で視力を回復させる働きがあります。サプリメントにはブルーベリーの紫色の皮が使われます。

〔ビルベリー〕
野生種のブルーベリーで、果実に含まれる色素成分のアントシアニンはブルーベリーよりも5倍多く含まれ、皮だけでなく果実も紫色になっています。眼の網膜にはロドプシンという視力を保つ物質がありますが、アントシアニンはロドプシンに作用しやすく、視神経の働きを高めて眼精疲労、視力改善をします。また、活性酸素を消去する強い抗酸化作用があります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕