支援する人を支援する6 継続できてこその健康づくり

日本メディカルダイエット支援機構は、内閣府より特定非営利活動法人として認証されたときに受けた利点を活かして、「メディカルダイエット」を冠した資格認定を実施してきました。この経緯については前回(支援する人を支援する5)説明しました。

メディカルダイエットの特徴は、食事と運動の組み合わせによるエネルギー代謝の促進で、他にはない手法によって無理なく無駄のない健康づくりを講習で伝えてきました。専門分野の研究者による成果を一般向けにしたものの、元が膨大な研究成果であることから、縮めたつもりでも全体を把握するためには3講習(初級、中級、上級)で350ページ(A4サイズ)にもなっています。

これは「伝えたいことを教える」というスタンス(こだわり)があったからですが、講習を実施していく中で、もっとわかりやすい内容、伝えやすい内容であれば、もっと広めたいという声が資格認定者からあがってきました。

この声を受け入れて、「知りたいことを教える」というスタンスで、講習方式も講習内容も希望・要望に合わせて大変革することになりました。メディカルダイエットを冠した講習は2種類ですが、メディカルダイエットの研究に基づいた講習は他に3講習あります。

希望・要望の合わせるためには画一的な講習テキストでは不可能なことから、既存の講習テキストをベースに、それぞれに合わせて削除、修正、追加するという作業の連続です。

健康に関わる講習や情報は、ただ知っただけでは意味がなく、それを理解して実践して、希望に即した結果が得られることが重要です。継続するのは個人の実践だけでなく、講習自体も継続できる形でなければ存在の価値が低くなります。

従来の講習方式や内容などを希望に合わせてアレンジして提供することについては一つだけ条件をつけさせてもらいました。それは「メディカルダイエットの意味するところを理解して、考えを一致させて活動ができる人」です。
〔特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕