女性応援「教室なび」に参加してくれる教室への情報支援(講習やコンテンツ提供、情報提供者の紹介など)は、それぞれの教室の特性に合わせた情報が提供できるだけでなく、生理学に基づいた情報という裏付けがある内容となっています。
これは女性応援の応援団の一員である日本メディカルダイエット支援機構の理事長である私が、健康関連の講習、美容といっても健康に裏付けられた講習を行っているからで、生理学の中でもエネルギー代謝に集中した研究を行っていることも関係しています。エネルギー代謝というのは、体内でエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)から作り出したエネルギーを身体と脳・神経のために有効に使ってもらうための科学分野で、そのために効率的にエネルギー代謝を起こす方法も研究して、わかりやすく伝える活動をしています。
女性応援といっても情報源である研究者は、どうしても男性が多くなっています。私も男性であり、情報提供者も男性中心です。しかし、私が講習をする対象者は9割以上が女性で、資格認定を受けた女性が教える対象も多くは女性です。女性を通じて、さらに女性を応援しよう、「女性を支援する女性を支援する」というコンセプトで応援活動を実施しています。
そのため、応援するのは大きな団体でもなければ、歴史がある教室でもありません。といっても数十年の実績がある教室もあるのですが、初めて巡り合った人にしてみると歴史を感じないこともあるので、あえて「歴史がある教室でもない」という表現をしています。
これまでは男性中心に社会を回してきた時代があり、それがコロナ禍を経験して、女性の活躍の場が重要であることに気づいたのは私だけではありません。女性を応援するのは女性ということではなく、多様性の時代を反映して、男女問わず応援団となり、「女性を支援する女性を支援する」ことにつなげてほしいというのが、私たちの思いです。
(女性応援「教室なび」応援団・小林正人)