日本メディカルダイエット支援機構の活動は何かと問われたら、「エネルギー代謝」と返答しています。これでは伝わりにくいときには、「メディカルダイエットはエネルギー代謝のこと」と話すようにしています。
メディカルダイエットは、医学・科学に基づいたダイエットで、そのダイエットも一般にイメージされている“やせる”ということではありません。結果として、やせることになるとしても、正しい食事療法と運動療法によって健康になることを目指しています。
ダイエット(Diet)の原語の意味は方針、戦略、作戦などで、正しい方針を立てて、その通りに進むことがダイエットであり、国の方針を定める国会は英語では「the Diet」であることは、これまでにも紹介してきたことです。
科学的に合っていればよいということだけでなく、個々に適した方法でなければ余命な負担がかかることになります。「無理なく無駄なく」実践することが重要であり、そのためには身体のメカニズムを的確に把握することが重要だと話しています。
身体のメカニズムというと、筋肉や内臓、器官などの働きが注目されがちですが、全身のどの部分も細胞で構成されていて、細胞を働かせる生化学反応は細胞の中のミトコンドリアで発生するエネルギーによって起こっています。
エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)がミトコンドリアで効率的にエネルギーに変わると余計に太ることはなくて、逆にエネルギー化が低下すると太ることになります。
ここまでのことは理解しやすいことですが、エネルギーの産生はエネルギー代謝の前半の出来事です。エネルギー代謝には後半があって、ミトコンドリアで作り出されたエネルギーを使って細胞の生化学反応が起こります。エネルギーを多く作り出すということは、細胞を正常に働かせるために必要なことです。
エネルギー代謝が低下すると太るという単純なことではなくて、全身の機能が細胞レベルから低下していくことになり、これが身体の若さや免疫、脳の機能にも影響を与えておくことになります。
どんな健康法であっても、エネルギー代謝について理解して、代謝を高めることを同時に実践しないと期待する結果が得られないことになる、ということです。そこまで考えての健康法の研究であるだけに、情報収集と分析は終わることがありません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕