文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導の目標から、食事の重要性について紹介します。
【食品を選択する能力】(正しい知識・情報に基づいて、食品の品質・安全性などについて自ら判断できる能力を身につける)
正しい知識・情報に基づいて食品の品質、安全性について自ら判断し、食品に含まれる栄養素や衛生に気を付けていくことが重要であるという視点である。
正しい知識・情報とは、食品や料理の名前、形、品質や栄養素、安全面、衛生面などに関する事項である。それらの情報について関心をもち、得た情報を整理・分析した上で、食品の適切な選択ができる能力が求められている。
〔知識・技能〕
*学校給食には、いろいろな食品が使われていること、日常食べている食品、料理の名前、形、品質や栄養素、安全面、衛生面などについて理解し、これらを踏まえて簡単な調理を行うために必要な技術を身に付ける。
〔思考力・判断力・表現力〕
*食事の準備や調理、後片付けを行う際に、安全や衛生について、どういった点に気を付けることが必要かを考えることができるようにする。
*食品の品質の良否を見分け、食品に含まれる栄養素やその働きを考え、適切な選択ができるようにする。
〔学びに向かう力・人間性〕
*食品表示など食品の品質や安全性などの情報を進んで得ようとする態度を養う。