発達栄養学151 学年段階別に整理した資質・能力1

文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導は、児童・生徒の実態に応じて軽重をつけることが必要として、学年段階別に整理した資質・能力の例をあげています。
【小学校低学年】
〔食事の重要性〕
*食べ物に興味・関心をもち、楽しく食事ができる。
〔心身の健康〕
*好き嫌いせずに食べることの大切さを考えることができる。
*正しい手洗いや、良い姿勢でよく噛んで食べることができる。
〔食品を選択する能力〕
*衛生面に気をつけて食事の準備や後片付けができる。
*いろいろな食べ物や料理の名前がわかる。
〔感謝の心〕
*動物や植物を食べて生きていることがわかる。
*食事のあいさつの大切さがわかる。
〔社会性〕
*正しいはしの使い方や食器の並べ方がわかる。
*協力して食事の準備や後片付けができる。
〔食文化〕
*自分の住んでいる身近な土地でとれた食べ物や、季節や行事にちなんだ料理があることがわかる。