文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは体育、保健体育の小学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。
ウ 各学年の食に関連する内容
[第3学年および第4学年]
(ア)食に関連する内容
G 保健
(1)健康な生活
健康な生活について、課題を見つけ、その解決を目指した活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 健康な生活について理解すること。
(イ)毎日を健康に過ごすには、運動、食事、休養および睡眠の調和のとれた生活を続けること。また、体の清潔を保つことなどが必要であること。
イ 健康な生活について課題を見つけ、その解決に向けて考え、それを表現すること。
②体の発育・発達
体の発育・発達について、課題を見つけ、その解決を目指した活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 体の発育・発達について理解すること。
(ウ)体をよりよく発育・発達させるには、適切な運動、食事、休養および睡眠が必要であること。
イ 体がよりよく発育・発達するために、課題を見つけ、その解決に向けて考え、それを表現すること。
第3 指導計画の作成と内容の取り扱い
2 第2の内容の取り扱いについては、次の事項に配慮するものとする。
(10)保健の内容のうち運動、食事、休養および睡眠については、食育の視点も踏まえつつ、健康的な生活習慣の形成に結びつくよう配慮するとともに、保健を除く第3学年以上の各領域および学校給食に関する指導においても関連した指導を行うようにすること。