発達栄養学211 体育、保健体育での食に関する指導・小学校5

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは体育、保健体育の小学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。
(ウ)実践事例
①単元名
「体の発育・発達」ア(ウ)体をよりよく発育・発達させるための生活
②単元の目標
*体をよりよく発育・発達させるためには、適切な運動、調和のとれた食事、休養および睡眠が必要であることを理解できるようにする。(知識)
*体をよりよく発育・発達させるための生活について、学習したことを自己の生活と比べたり、関連づけたりするなどして適切な解決方法を考えられるようにする。(思考力、判断力、表現力など)
*体をよりよく発育・発達させるための生活について、関心をもち、学習活動に意欲的に取り組むようにする。(学びに向かう力、人間性など)
③食育の視点
*体をよりよく発育・発達させるには、栄養バランスのとれた食事、適切な休養および睡眠が必要であることがわかる。〈心身の健康〉
④指導計画(全4時間)
*変化してきたわたしの体(1時間)
*大人に近づく体(1時間)
*体の中で起こる変化(1時間)
*すくすく育て 私の体(1時間)
⑤展開例(第4/4時)
*本時の目標
自分の生活を振り返り、運動、食事、休養および睡眠が適切かを考えることができる。