「幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド」の中から、むし歯の有無別の間食の与え方について紹介します。これは平成27年度乳幼児栄養調査結果に基づいて発表されたものです。
ここでは、食物アレルギーの状況の結果を紹介しています。
回答者は0〜6歳児の保護者です。
3)食物アレルギーの状況
食事が原因と思われるアレルギー症状を起こしたことがある子どもの割合は14.8%で、そのうち11.2%は医療機関を受診していないことが判明しています。
食事が原因と思われるアレルギー症状を起こした子ども(14.8%)のうち、医療機関を受診したのは87.8%で、そのうち医療機関を受診したときに「食物アレルギー」と判断された子どもは76.1%でした。
医療機関を受診しなかった子どもでは、食事が原因と思われるアレルギー症状を起こしたときの対応として、「母親などの家族に相談した」と回答した保護者の割合が最も高く、43.8%となっていました。