厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。
以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「運動、食事等の生活習慣と睡眠について」の「規則正しい生活習慣で良質な睡眠を、日中の活動と夜間の休息・睡眠にメリハリを」を紹介します。
〔規則正しい生活習慣で良質な睡眠を、日中の活動と夜間の休息・睡眠にメリハリを〕
良い睡眠のためには、まず規則正しい生活を送ることを心がけましょう。規則正しい生活習慣は、主観的な睡眠の質を高めるだけでなく、日中の眠気を改善します。
一方で、夜ふかし、不規則な就寝時刻、不規則な食事のタイミングなどの生活習慣の乱れは、睡眠不足を招くだけでなく、体内時計の遅れや乱れ、主観的な睡眠の質の低下を招きます。
長期的には、うつ病などの精神疾患の発症リスクや、死亡リスクを高める可能性も報告されています。規則正しい生活習慣を維持し、日中は明るい環境でできるだけ活動的に過ごすとともに、夜間はやや暗い環境でゆったりとリラックスして過ごし、1日の睡眠・覚醒リズムにメリハリをつけましょう。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕