睡眠時間が不足すると甘いものが食べたくなる

当法人では、毎週1回、健康情報メールを関係者に送っていますが、その中にあった筑波大学の「寝不足はダイエットの敵」というリリースには多くの反応がありました。
これはレム睡眠の量が減少するとショ糖や脂質など太りやすい食物の摂取量が増加するということについて研究した結果ですが、前頭前皮質の神経活動を抑制するとレム睡眠量が減少してもショ糖の摂取量は増えなかったことから、レム睡眠が不足しているときに肥満につながる食物を摂取したくなる欲求は前頭前皮質が直接的に制御している可能性があることが示されました。
この説明だけではわかりにくいかと思います。全文は筑波大学のリリースか、当法人の健康情報メールのバックナンバーを見てもらうか、健康情報メールの配信希望をしてもらえればと思います。
健康情報メールは、今問題になっている“まとめサイト”とは違って、医科学の専門家に役立つだろうという選択肢で当法人が大学や企業のリリース、官公庁の通知・通達・調査報告などに直接、アクセスできるようにしているものです。まとめサイトは直接情報をアレンジしたり、アレンジされた情報を再アレンジしているので、間違いが起こりやすく、アレンジした人の意思が入りやすいので、あえて解説も加えずに直接情報を送るようにしています。