4)食物繊維の摂取
海藻類、キノコ、りんごなどの果物に多い水溶性食物繊維にはLDL低下作用があります。根菜などの野菜に多い不溶性食物繊維は水分を吸って膨らむため満腹感が得られ、食べすぎを防ぐことができます。1日の摂取量の目標は20~30gです。
5)植物性たんぱくの摂取
大豆たんぱくなどの植物性たんぱくにはLDLコレステロール値を低下させる作用があり、大豆や大豆製品(納豆、豆腐)を摂取する回数をできるだけ増やします。
6)抗酸化成分の摂取
LDLが活性酸素の酸化によって変性LDL(酸化LDL)になると、血管壁に蓄積していきます。それを防ぐためにはLDLを減らすとともに、活性酸素による酸化を防ぐ作用がある抗酸化成分を多く摂るようにします。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕