脳トレ21:全国の小京都2

全国の小京都の紹介の第二弾です。

鳥取県の倉吉市は「山陰の小京都」と呼ばれます。島根県の松江市は宍道湖に面した水の都として知られます。津和野町は有名な城下町で、同じく「山陰の小京都」と呼ばれることもあります。

岡山県の津山市は「中国山中の小京都」と呼ばれる城下町で、高梁市は備中松山城で知られる「備中の小京都」と呼ばれます。広島県の尾道市は「瀬戸内の小京都」と呼ばれます。山口県の山口市は「西の小京都」とも呼ばれますが、江戸時代に「西の京」と呼ばれたことから、こちらが多く使われています。維新のふるさととされる萩市は「西の小京都」を打ち出しています。

愛媛県の大洲市は「伊予の小京都」と呼ばれます。高知県の中村市は「土佐の小京都」と呼ばれます。安芸市は武家屋敷が多く残る地域で、特に小京都の名称は使われていません。

福岡県の朝倉市は「筑前小京都」と呼ばれます。佐賀県の小城市は京都を模してつくられた閑静な町並みの城下町です。熊本県の人吉市は「熊本と小京都」と呼ばれ、山鹿市は灯籠まつりで有名な街道都市です。

大分県の日田市は「豊後の小京都」と呼ばれ、杵築市は仏の里の国東半島の町で、九州の小京都とも呼ばれることがあります。「九州の小京都」を打ち出しているのは宮崎県の日南市です。鹿児島県の知覧(南九州市)は「薩摩小京都」と呼ばれます。

◯◯の小京都はエリア的に重なるところもあって、先に名乗った勝ちという面もあります。

全国京都会議に加盟はしていない(もしくは以前に加盟していた)都市では、「北の小京都」と呼ばれる北海道の松前町、「津軽の小京都」と呼ばれる青森県の弘前市、「陸中の小京都」と呼ばれる岩手県の盛岡市、「みちのくの小京都」と呼ばれる岩手県の水沢(奥州市)、「出羽小京都」と呼ばれる山形県の山形市、「南信の小京都」と呼ばれる長野県の飯田市、「加賀小京都」と呼ばれる石川県の金沢市、「若狭の小京都」と呼ばれる福井県の小浜市、「越前の小京都」と呼ばれる福井県の大野市、「飛騨の小京都」と呼ばれる岐阜県の高山市、「尾張小京都」と呼ばれる愛知県の犬山市、「安芸の小京都」と呼ばれる広島県の竹原市、「備後の総京都」と呼ばれる広島県の三次市、「阿波の小京都」と呼ばれる徳島県の那賀川(阿南市)などがあげられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕