薄毛の体質でも何とかなる

高齢者は薄毛になるというのは、今から50年ほど前には当たり前のことでした。栄養状態が充分ではないこともあって、毛髪の衰えは今よりも早く訪れていました。今の高齢者は20年前に比べると10歳は若くなっているというのは、日本老年学会と日本老年医学会が75歳以上を高齢者とするように提言した根拠の一つになっています。
その時代の高齢者は、ほとんどが薄毛であったような印象がありますが、自分の家系の男性の毛髪の状態を思い出し、写真を見てみると、確かに薄毛であったようです。男性の薄毛は遺伝するということは、今のように科学的な研究の裏付けもなしに、当たり前のように言われていました。
薄毛は遺伝とともに環境も影響していて、父は帽子の装着が義務づけられている公務員でした。帽子が必須な職種の代表といえば警察官、消防官、自衛官と相場が決まっています。帽子を被っている時間が長いと、血流が低下する、蒸された状態になるということから、薄毛の原因のように言われていました。
遺伝と環境による父の薄毛は、遺伝はあったとしても環境が違えば結果が違ってくるという今の常識は、子どものときにはわからなくて、自分は薄毛体質なので、なんとかしようと薄毛ではなく白髪体質の母の親戚に、どんな食生活をしているのか聞き出して、実践をしようと思いました。
これも今にして思えば、色の黒い海藻を食べる、マッサージをするといった都市伝説のようなことではあったのですが、いろいろと調べて、本も学校や地域の図書館で読みまくって、どうやら健康的な生活をすることで少しでも薄毛になるのは遅れさせることができるということがわかりました。
父方は薄毛、母方は白髪の遺伝体質で、最も恐れていた白髪のハゲということにはならずに、全体的に濃くはないものの、下側は白髪、上側は黒い髪があるというツーブロックのような状態を保てています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)