特定非営利活動法人(NPO法人)日本メディカルダイエット支援機構は、「メディカルダイエット」と冠した資格認定ができる団体のメリットを活かして、メディカルダイエットアドバイザーの資格認定講習を実施しています。
“メディカル”と名乗っているのは、医学的研究に基づいた食事療法と運動療法を提供しているという意味もあって、その対象者は医療的なケアが必要な人と、その人を支援する人です。
このまま進むと生活習慣病にまっしぐらという糖尿病予備群や脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)予備群、高血圧予備群などに該当する方々についても、医療レベルの指導とともに実践してもらえる食事と運動の手法となっています。
重要な事柄であっても、受講して自分のために食事療法と運動療法に取り組もうという人は、それほど多くはありません。
生活習慣病のうちエネルギー代謝に関わる糖尿病、脂質異常症、高血圧、肥満症は、いきなり医薬品を使えばよいということではなくて、その前提が食事療法と運動療法です。食事をコントロールして、運動をしてから初めて医薬品を使うのが基本であるのに、医薬品を飲んでいれば他の努力はしなくてよい、と考える患者は少なくありません。その考えを助長するかのように、食事と運動の指導もないままに医薬品を出す医師が多いことも関係しています。
そこで、とっかかりとして、一般的にイメージされるダイエットの講習を始めて、そこから徐々にメディカルダイエットの本筋に近づけていくことを考えました。その講習の講師を、メディカルダイエットアドバイザーに担ってもらいたくて、中級以上の資格認定者が担当できるような仕組みを考えました。
その講習も、こちらがやりたいことを押しつけるようなことはせずに、中級認定者がやりたいことをサポートして、実施できるようにする形を作り上げることとしました。その第一号が「ダイエットデザイナー」の講習です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕